#254【旅行記】リハビリ京都旅行(1/3)
今日もお読みくださってありがとうございます!
先日、母の体力を戻すリハビリもかねて、京都旅行へ行ってきました。
今後の治療のことも考えなきゃなんだけど……先日、地域の中核病院の相談窓口の看護師さんに相談に行ったら、とっても勉強になった一方で、かなりHP消耗して、くらた自身も癒しを欲していたところでした。
自分の今後の仕事のこともあるしね。
くらたはペーパードライバーなので、公共交通機関であちこち行ける京都は大変ありがたい。また、母もくらたも寺社仏閣が大好き。
京都は何度も訪れています。
1日目
永観堂
朝はラッシュを避けて新幹線に乗ったので、昼頃に京都に到着。
荷物をコインロッカーに預けて(平日なのに激混みで空きが少ない!)、電車で蹴上へ。
桜の時期に石川五右衛門が「絶景かな」と言う歌舞伎の場面が有名な南禅寺の山門……を素通り。
各種スポーツで有名な東山高校の前の通りを通って、もみじで有名なお寺、永観堂禅林寺へ。
永観堂は、みかえり阿弥陀と呼ばれる仏様がいらっしゃいます。
文字通り、向かって右側に振り返っているお姿で、厨子の右側にもお顔が見えるように窓が開いています。
このみかえり阿弥陀さまに初めてお目にかかったときから、京都に行く際はほとんど毎回必ずご挨拶に行きます。
このお像がつくられたのは鎌倉時代初期、「阿弥陀如来像をつくるときにはこうするものだ」という一般的なルールがあったのではないかなと思うのですよね。
それでもあえてこの、とびぬけて特徴的な造形を選んだんだなあ、と思うと、うまく言えないけど、とにかく感慨深い。
そうしようと思って実行したからにはそこには何か目的があって、それが信仰心なのか人を救いたい心なのか目立ちたい心なのかわからないけど、その、ロックとも歌舞いているとも思える心意気が感じられる気がしてとても好きなのでした。
今回の旅行中、初めてのお参りだったので、まずは、再び母とともにお参りできたことに感謝。それから、また来られますようにとお祈りしました。
この時期はキンモクセイがとってもいい香り!
京都はあちこちにキンモクセイがあって、滞在中ずっとどこからしらからいい香りがしてきました。
南禅寺
蹴上方向に戻り、南禅寺へ。
歩き過ぎて疲れ果てた母といっしょに、山門の石段で休憩。
京都のお寺は広すぎて、お隣のお寺をハシゴするだけでもすごい歩数になってしまいます。
ハードなリハビリだぜ。(←誰のせいで……)
南禅寺の方丈庭園のお茶席でお抹茶とお菓子……と思ったら、貸し切りでした。
しょぼん。
気を取り直して、枯山水庭園へ。
水路閣をチラ見して、天授庵へ。
今はまだでしたが、ここはもう少ししたら真っ赤な美しいもみじがみられるはず!
ブルーボトルコーヒー
雨も降ってきて、余りにも疲れたので、近くにあったブルーボトルコーヒーへ。
清澄白河のフラッグシップ店には行ったことがあり、あまりのシャレオツさに私自身がビビり倒して母といっしょに入ることなんて想像できなかったけど、京都の店舗は観光客の年配の方も入っていたし入りやすかったです。
ケーキやワッフルは売り切れていたので、抹茶チーズケーキとレモンパフェを。
夕方だったのでデカフェのドリップコーヒー助かった!
治療を経て母が変わったなあと思うのは、以前なら、こういう、初めて行く場所や見慣れない食べ物に挑戦したりしなかったと思うのですよね。
実は母はチーズが食べられないし、酸っぱいものも苦手。
でも、抹茶チーズケーキは一口食べてみてやっぱり駄目だったけど、レモンパフェは「酸っぱいけどおいしい」って言いながら食べていました。
楽しかったな。
宿で夕飯、おやすみなさい
この日は結局12,000歩ほど歩き、公共交通機関で宿へ。
宿は外国人観光客の団体さんでめちゃくちゃ混んでました。
ヨーロッパ(たぶんスペインとか)だと思う。
母は腰が痛くなってしまって、リハビリにしては厳しすぎたかと、反省……。
宿のレストランで夕食を取り、ぐっすり寝ました。
そうそう、おそろしいのが、旅先だというのに就寝前にどうしても『ブルーイ』を観たくなったこと。
最近毎日、家族が寝た後に数話観ていて、すっかり『ブルーイ』依存です。
くらたのお気に入りは、ブルーイの妹のビンゴ。ビンゴの声優さんのしゃべり方がめちゃくちゃかわいくて、あれを聞きたくなってしまう。
ビンゴ……おそろしい子!