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#219【日記】笑ってるからわからなかったけど

今日もお読みくださってありがとうございます!

能登の豪雨災害に心が痛みます。
どうか皆様ご無事でありますように。
テレビニュースで、地震で被災し仮設住宅に入居したばかりの方が浸水被害に遭い、茫然とされている姿や、気丈にも「どうしようもなくて開き直るしかない」と話されている姿を見ました。
地震から8か月超の道のりや今後を考えると言葉を失います。
Yahoo!の募金情報起ち上げの迅速な対応には毎回頭が下がります。くらたも微力ながら募金などできることをしていきたいと思います。


笑っているからわからなかったけど

先日、定期通院でカウンセリングを受けてきました。
あれこれと前回のカウンセリングからの経過をお話したところ、カウンセラーさんから最後に

笑ってお話してくれたからわからなかったけど、今いろいろと大変なことが重なっているのね。
過呼吸は「今大変だよ」っていうサインになっているのね。
無理がないようにしてね。

と言われました。
そうか、今大変だったのか……と思って書いたのが前回の誕生日供養記事でした。

並べるのが大変失礼なことではありますが、上に書いた豪雨被災者の方の気丈なインタビューを見たとき、この言葉を思い出して心が痛みました。
笑っている人が大丈夫とは限らないのです。
「大丈夫でない状況の人が表向き気丈に振る舞ったり笑ったりしているときの大丈夫じゃなさ」に思いをいたせる人間でありたい。

そして確かに今のわたしも大丈夫とは言い難いのだとも。
今転職活動を始めているのだから、大変な状況ではあるのだ(行きたい会社への求人はいつでも出ているとは限らないので、見つけたらその時に応募しなければならない)。
5月に母の病気が判明した時、治療を抱えながら復職・転職は難しいと思っていたらしい。
すっかり忘れていたので、書いて置いてよかったです。

大変だ、という自覚ができてよかったです。
カウンセリングっていつもこういう気付きをもらえます。

母の治療はいったんお休み中

母の治療の状況は幸いにも上々で、主治医の許可を得て、いったんお休みして落ちた体力を戻しているところです。
主治医は決して「こうしなさい」と押し付けたり決めつけたりしません。わたしの適応障害の主治医もそうなので(そしてそれで困ったので……一番疲れてるときに自分で判断するのしんどかった)、それが今の医療なのでしょう。
母の場合おそらく標準治療としては、すぐに次の治療に進むのがスタンダードのはず。でもそこで「いったんお休み」という選択肢を提示してくれました。

今は日々、散歩したり、軽い筋トレをしたり、美味しいものを食べて過ごしています。
少しずつ歩ける距離が延びたり、筋トレやストレッチで可動域が広がったりしているのをみると、この時間を取って良かったと感じます。また、治療中は味を感じにくかったので、美味しく食べられるのは決して当たり前のことではないのだなあと痛感させられました。

最近、数か月ぶりにお寿司を食べることができました(治療中は生ものNG)。
じーん……。ここまでよくがんばってきたね。
本当はご馳走してあげたかったけど、休職中でお金なくてごめん。。。

今にしてトキコさんの心中を思う

今思えば、薬剤治療についてあれこれと母に意見をくれたトキコさんの亡夫さんは、薬を頑張ったけれどうまく効かなかったのでした。

ああトキコさんも辛かったのだ、とやっと思い至ることができました。母は端からそれがわかっていたようすでした。
はあ、くらたの人間性、都心の狭小住宅くらい激せま。

おやすみ=考える時間

ただ、わたしの休職と同じで、お休みする時間を得られたのはいいものの、お休みのその先を考えなければならない。投薬治療中も大変だったけど、立ち止まって次を考えなければならないのもまた別の大変さがあります。中腰でずっと耐え続けるみたいな。

事実、わたしが用事で出かけるなどして一日家を空けると、母はなんとなく勢いがつかずに一日家で悶々と過ごすらしく、わたしの帰宅を考えるのに疲れたという感じで迎えてくれます。
そうだよね、自分事だと堂々巡りでぐるぐると考えてしまうよね。自分も自分の復職や転職のことを考えるとき同じだからすごくわかる。

いまは、母の気持ちが軽くなるように、また体力を戻せるように、できる範囲で一緒に楽しく過ごして、時間をかけて悩みながらも納得のいく結論を母が出す伴走ができたらいいなと思っています。

今日もお読みくださってありがとうございました!
明日から「虎に翼」最終週なので朝リアタイできるように今日からマトモな時間に寝ます!

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