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犬神家の一族(2023)の感想

 先日BSプレミアムで放送された犬神家の一族(2023年版?否、小林靖子版と言わせていただきます)。前編は見ていたのですが後半を見逃していました。5/28に再放送があったので、ついに見る事ができました。
 ネタバレ全開でいきますので、気をつけてください。

 脚本が小林靖子ということで大注目でした。じゃなかったら見ていません。小林靖子は戦隊ヒーローものの脚本を書く為に脚本家になったという異色な経歴を持つ脚本家です。詳しくはwikiで。

 今回の注目点はラストの大どんでん返しです。原作も今までの映画でも、全ての殺人事件の犯人は松子でしたが、今回、結局、犯人が誰なのか最終的にわからないような形になっています。
 明確に提示されてはいませんが、私は佐智と静馬を殺したのは珠世(の命令で猿蔵が実行)だと思います。
 佐清が自殺未遂をするのも佐清と申し合わせたものだと思います。
 松子は佐清を庇う為にすべての罪を被り自殺した。
 最後の珠世の笑顔が物語っていると思います

 小林靖子は恐ろしいですね。この往年の傑作の結末を変えてしまうなんて。しかも、このほうが理にかなってる。松子が静馬を殺して湖に足だけ出すように沈めるなんて無理。すごい!
 岸辺露伴の映画も公開されて、今、小林靖子はすごいことになってますね。

 感想というより、ただの考察でしたね。
 私はミュージシャンです。この考察が面白かったという方はぜひ私の曲を聴いてください。各サブスクリプションサービスで聴いていただけます。よろしくお願いします。


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