団塊ジュニアはひとりっ娘 10
※9はこちら
父は入院するたび、感情が薄くなり、私に対してもロボットのような対応をするようになりました。
前の転倒入院から2年後にも似たような状況で入院。
長時間倒れており、自分で起き上がるという事を忘れていたのです。
当然救急車です。
腎機能障害、ck値も下がらず数日入院。
翌年から父の脈拍が200と異常に高くなり、血圧が低くなり…
様子を見ながらも自宅で生活できたいたのです。
要介護4。朝昼晩とこまめに訪問してくれるヘルパーさん。
週に3度のホームでの入浴。
この記事の前にも書きましたが、脳出血から10年。
父は1人部屋で亡くなったのです。
身内がいる後期高齢者の生活保護受給者
亡くなるとその瞬間から生活保護は打ち切られます。
そして孫名義の口座まで調べられ、お金が少しでもあると…それが例えアルバイトで貯めた自分の進学資金であっても…
国民保険等に申告すれば支給される五万円も当然その資格はない。
何もかも投げ捨てれば父の骨も放棄すれば私は金銭的な負担がない。
火葬代も出ない。
翌月の家賃も出ない。(父の契約は退去2ヶ月前通告だったので2ヶ月分の家賃)
なんなら亡くなったのが月末だったので、翌月の保護費を返還しに行った。
親が生活保護で亡くなったら ひとりっ子(専業主婦・パニック障害・無職・余裕なし)がどうなるのか?
皆さんに知って欲しい。
保険に入れない
貯金もダメ
な生活保護者なので。
お通夜も葬儀もせず火葬だけ。
それでも最低15万円は覚悟を。
2ヶ月分の家賃約10万円。
遅れて引き落とされる光熱費。
そして部屋の荷物処理。売れるもの売れない物。
父は荷物がすごく少なかった。それでも10万円。
そして見えない雑費。
相当覚悟がいる金額でした。
助かったのは、部屋をきれいに使っていたので、原状回復の費用を請求されなかった事です。
ご自分が生活保護で暮らしている方、知識の一つとして残された家族がこのくらい負担することを知っていてください。
最低でも30万円はあったほうが安心なのです。
それが許されない生活保護受給者の隠し財産だとしても
貯めてください
父を亡くした2021年11月末 その少し前から少しずつ始まってた母の介護というか看病。この頃 母は数年前に手術していた大腸がんが肝臓に転移している事がわかり化学療法を始めた頃だったのです…
#11へつづく