一昨日、本当は日曜の夜に敢行しようとしていた「東寺の夜桜ライトアップを満月の夜に観に行く」と言う企画を1日ずらして行った。
この日は何年も会ってなかった小中高の1年後輩とだ。
この前まで京都の会社に勤めていたらしいので私と京都で会えると思っていたとのことだったがタイミングが合わず、その会社を辞めてすぐの昨日、まだ通勤定期券が残っているから京都で、と言うことで会社帰りに呑みに行くことに。
私が東京でも好きだったエビスバーへ。
京都でエビスバーってのも変だがたまにはいいかと。
体調なのか、毎日飲むと酔わない。
ひとしきり会社を辞めた経緯とかを聞きながら、日が暮れたので、そこから歩いて東寺へ。
人だかりだ。
凄い人、密になる。
密教の本場で三密になったらダメだろうとしょうもないことを考えながら入った。
1人千円。
宗教も生きていくのはお金がかかるのはわかるが、あまりに商売っ気が見え過ぎて少しげんなりする。
ただ誰でも写真を何十枚も撮りたくなるような光景が目の前に広がる。
圧巻である。
圧倒的な迫力である。
ある意味、演出が凄い。
そして写真撮影はできないが講堂にはあの「立体曼荼羅」が。
何年振りかな、ここでこの「立体曼荼羅」を拝むのは。
今まで神様や仏様にお祈りする時はかつては娘や家族のことを頼んでばっかりだった。
それが2年くらい前から私自身の仕事のこと会社の地位のことを頼んだりしていた。
結果は真逆に振れたので、もう何も頼まない。
健康で穏やかにさえ毎日を過ごさせてくれたらいいと。
そして「立体曼荼羅」の端の方にはあの日本の仏像界?のスーパースター「帝釈天」様が。
私は別アカのインスタでのアイコンがあの「帝釈天」様で、東京国立博物館に出張された時、撮影可能だったので撮らせてもらったものだ。
<2019年4月/東京国立博物館にて>
この夜桜ライトアップでテンションが上がり、そのまま「立体曼荼羅」を観れるなんてことは、薬をやってるん?と疑われるくらい気持ちだけはハイテンションになれる。心の中だけだが。
実際、あれだけの人の中で騒ぐと超非常識になるので静かにしているのだが気持ちはそんな感じだ。
この満月にはいろんな意味があるらしい。
その満月に仏の教えの真髄と言われる密教の教えの象徴、立体曼荼羅を観れ、そして圧巻の夜桜を観れたことで今年の運を使い果たしたかもしれない。
でも、それならそれでいいのかも。