厨二病におすすめする死ぬ気漫画
今回紹介する作品はこちら、
「家庭教師ヒットマンREBORN!」
知ってる人も多いであろう大ヒット漫画ですね。
なんとなくファンの世代が固まっている印象もあるこの漫画ですが、僕もこの漫画を読みながら育った世代の一人です。
そんなジャンプきっての名作ですが、個人的にその魅力は「主人公サイドのかっこよさ」と「逸品な設定」だと思ってます。
主人公サイドのかっこよさ
この作品はイタリアンマフィアという珍しい設定を用いていますが、少年漫画の王道です。
そして昨今珍しい程に味方サイドのキャラクターがカッコいいです。
主人公「沢田綱吉」はテストの点数も低ければ運動もできない、典型的なダメ中学生ですが、作品を通して一貫して変わらない優しさを持ちます。
周りの人間が傷つくことを嫌い、戦いを好まないにも関わらず日常を守るために戦う。
そんなボンゴレファミリーの10代目ボスは
「いつも眉間に皺を寄せ、祈るように拳をふるう」
と言い伝えられています。
そんな彼がリボーンにボンゴレに伝わる特殊な弾を撃たれたり、また敵との戦いに巻き込まれていくことで
「ボンゴレの血」が覚醒、やがて優しさと強さを兼ね備えたボスへと成長していくのがこの作品の見所です。
「死ぬ気」とは「覚悟」
優しい彼が仲間のために覚悟を決めるシーンは何度見ても心を打たれます。
そんなボンゴレ10代目ですが、マフィアのボスには側近がいるもので、彼の周りにも6人の守護者がいます。
彼らは「雨、雲、嵐、霧、晴れ、雷」と天候になぞらえたポジションに割り当てられ、その使命を遂行します。
そして、仲間の中で特に強くて頼りになる奴が何人か居るんですよね。(敵をワンパンしたり圧勝したり…)
彼らは元は主人公の元敵だったり、馴れ合いを嫌う男だったりで友好的とは言い難いですが、、
しかし、共通の敵を前にする事で結果として守護者としての使命を果たし、
共に戦ってくれるのがとても頼もしい仲間達です。
逸品な設定
「家庭教師ヒットマンREBORN!」がなぜ中二病の僕の心に響いたのか、それはこの作品が作り出した逸品な設定にあると思います。
リングと匣(ボックス)ですね。
この世界には死ぬ気の炎という、人間の生体エネルギーを圧縮した高エネルギーが存在します。
人間は「リング」を通してエネルギーを死ぬ気の炎として放出し、
それを匣(ボックス)兵器に注入して使用します。
天野明さんの綺麗な絵だと、指輪から炎を出し、匣にそれを注入するっていう絵面がクソかっこいいんですよね。
そして炎には属性があり、守護者と同様
「雨、雲、嵐、霧、晴れ、雷」
の7属性に分かれています。
こういう時自分が何属性かな~って考えますよね。
僕は幻術系が好きなので霧に憧れます。
ちなみにそれぞれの属性には対応するリングと匣があるのですが、
リングの中でも性能差があり、E~Aランクまで存在します。
主人公達ボンゴレファミリーに代々受け継がれてきた「ボンゴレリング」はAランクオーバー。
トゥリニセッテと呼ばれる世界の至宝の一つです。
ちなみに僕が一番好きなリングは、
6種類の「霧属性」最高ランクのヘルリングです。
それぞれが別の呪いを宿しているとされ、使用者との契約により強大な力を享受すると説明されています。
残像骨(オッサ・インプレッショーネ)のヘルリング
666(セーイ・セーイ・セーイ)のヘルリング
気配(セーニョ)のヘルリング
なんかが作中で登場してます。
男はこういうレアで強いものに惹かれててしまうんだよ。
ちなみに匣(ボックス)兵器についてもう少し説明すると
正立方体の掌サイズの箱型であり、使用者・リング・匣の死ぬ気の炎の属性が一致しないと開匣できませんが、大空属性の炎を持つ者のみ全ての属性の匣を開匣できます。
中に入っている物はガントレットや鎌などの武器や実在する動物を元にした生体兵器が収納されており、開匣されると使用者の属性の死ぬ気の炎を帯びます。
このボックス兵器も本当に多彩で、オリジナルの1点ものなんかが世に出回っていたりするのが読んでてワクワクしてました笑
そんな感じで紹介した「家庭教師ヒットマンREBORN!」 ですが、
これらの魅力以外にも絵が本当にきれいで、もちろんストーリーも120点に面白いので是非読んでみてください!
最近のジャンプアニメ化ラッシュを見てるとそろそろリメイクされるかな~とも思います。
それでは!
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