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教師Chuncoの自己紹介#日本語教師

今日はわたしの「日本語教師」という仕事についての職業観を書きます。

※全体的な自己紹介はこちらの記事で ⇓⇓

まず最初に。わたしは「日本語教育」も「サービス」の仕事だと捉えています。幼児・初等教育に関わったことがないので、そういった現場であれば受け止め方がかわるかもしれないのですが、わたしは今まで主に大人が対象の日本語学校で働いていたので、その考えが強いかもしれません。

日本語学校では、学生たちは何かしらの目的があって、「日本語」というスキルを身につけるために来ます。なので、わたしは教師として学生が日本語を身につけて目的を叶えるお手伝いをするのが仕事だと思っています。

そういった意味で学生は「お客さん」で、日本語のスキルを身につけることとそれに付随して日本文化やマナーなどを紹介するという「サービス」を提供していると考えています。

なので学生(=お客さん)が満足しない授業(=サービス)を提供するもんか!という意気込みがあります。


もちろんクラスには20人30人の学生がいて、一人一人を100%満足させられることはほぼ不可能かなって感じますが、それでもできる限り100%に近づけるための努力は必要だと思います。

だって、いつ行っても汚くていつ食べてもマズいラーメン屋さんが何十年と店が繁盛し続けている、なんてこと考えられないじゃないですか。


いつもおいしいラーメンを作り続けるように、教える技術を磨くし

いつもきれいで快適なお店で迎えるように、資料や教材をよくする

元気で明るくて会いたくなる店主のように、人柄で信頼されるように努める


だから、
自身が勉強しない教師。学生に敬意を払わない教師。できないことを学生のせいにする教師。学生に平気で負担を強いる教師。
そんなふうにはなりたくないし、そんな教師の姿を目にすると心が痛くなります。


反対に、「お客様は神様だ」とも思っていません。

わたしにとって学生は対等の立場です。学生たちは日本語を、わたしは日本語教育を、共に学び続けるもの同士。

そもそも語学の学習なんて、自身の努力がなければどうにもならないことです。というか、教師の教え方がどれだけへたっぴでも、ぶっちゃけ自分で勉強して身につけられます。

なので、「先生の話を聞いていれば日本語が話せるようになる」とか、「自分が上手にならないのは教師のせいだ」などとのたまう学生はオシオキです。(本気で。世の中そんなに甘くないからな!という態度でいきます)

ただ、学生側はサービスを期待してお金を払っているし、わたしはそのお金から給料をもらっているのだから応じているのです。(厳密にはそうとも言えないけど、学生は学習するためにお金をかけていることは本当。)


そのうえで、自分の肌とサービスが合わないこともあります。

わたしはもやしニンニクたっぷりのスタミナ系ラーメンが好きなんですが(どうでもええわw)、味噌ラーメンはあまり好みじゃありません。だから、味噌ラーメンの店の常連にはならないでしょう。

ある学生にとっては、わたしは(あるいは学校の校風とかも)味噌ラーメンかもしれません。それなら、自分の好みのラーメン屋はこの世にたくさんあるので、その中から選んでくれればいいです。

だって、わたしの良さを気に入ってくれている学生がわたしのファンでいてくれるのに、わたしが急にぜんぜん違う路線で接しはじめたらとても残念に感じるはずだからです。だから、そんなことはしない。


教師はあくまで「一人の人間」です。
意志のある人間だから、ビリーフ(信念)は一人一人違います。たとえば「いかにわかりやすく教えるか」を突き詰めたい人もいるし、「机に向かってないでとにかく話せるようになればいいんだよ」って教えたい人もいます。

学生と性格の合う合わないもあるし、教え方のクセも、も違います。絵を書いて教えるのが上手な人もいれば、女優顔負けの演技力で場面を想像させられる人もいます。淡々と上手に話す人。笑いを交えておもしろおかしく話す人。

学生も教師も"みんなちがってみんないい(みつを)″し、そうじゃなければツマラナイ。


最近、少しずつ日本語教師の方と交流したり、noteを読んでいただけるようになってきました。なので、教師Chuncoの自己紹介というつもりで今日はこのような記事を書いてみました。

なーんて。偉そうに書いておきながら、今、自分自身もまだまだ迷子になったりするんですけど^^;

***

今日の見出し写真はえびの釣り堀(?)です。

このまん中の生け簀というかプールというか、の中に手長エビが入っていて、えさをつけた釣り竿でエビ釣りを楽しむことができます。

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どうやらけっこうコツがいるようで、たくさん釣っているベトナム人の横でわたしはボウズでした…。

釣ったエビは買い取って好きな調理法を指定すれば、その場で食べられます。オーソドックスな焼きえびはぷりぷりでとても美味しかったです。

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