Chunco

ベトナムのホーチミンで働く日本人。 会社員から転職して、現在は日本語教師。 日本語教師養成講座終了→日本語学校の日本語教師→大学の日本語教師。 noteは海外生活・ベトナム・日本語教師についてを中心に、日々感じたことや気づいたことを書いています。

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ベトナムのホーチミンで働く日本人。 会社員から転職して、現在は日本語教師。 日本語教師養成講座終了→日本語学校の日本語教師→大学の日本語教師。 noteは海外生活・ベトナム・日本語教師についてを中心に、日々感じたことや気づいたことを書いています。

マガジン

  • 海外生活@Vietnam

    ・海外経験 ・ベトナムでの生活 ・ベトナム文化、観光、食べ物 ・周辺諸国への旅行 など

  • 日本語教師のノート

    日本語教師の経験談、気づいたことなどを書いた記事たちです。 自分自身まだ発展途上なので、これから教師をはじめる方の参考になればいいです。

  • 【完結】サバイバル日記inベトナム

    退職×コロナショック=? それまでの会社を辞めて海外→海外に転職しようとしたらベトナムに閉じ込められちゃってさあどうしよう? . . 人生何が起こるかわからない。ポジティブにだけ生きてはいられないけど、下を向いても何もない。アップダウンをくりかえし、今日という日を精一杯生きるわたしの個人的な日記です。

最近の記事

あるひ、サイゴンで。🇻🇳7日本人、すごすぎ

ホーチミンシティでの生活を続けていると、 日本のサービスはほんとうに素晴らしいし、 日本人はほんとうにきちんと働いてる、 と感じる  日本のサービス力で、安さ合戦をするなんて、 働き手に失礼な話だと感じる ベトナムでは、 飲食店でメニューを注文してから 「それはない」と言われることなんて日常茶飯事 事前に言われるならまだしも、 勝手に別のメニューが提供されてくることもある ライドシェアサービスを利用したら、 客を乗せたままガソリンを給油しに寄り道、 なんてこともしょっ

    • ある日、サイゴンで。🇻🇳6

      ちょっとした不思議なお話 ホーチミンの雑貨屋をぷらぷらしてたとき、みつけたこの写真の青い器。 実家にあったのと同じデザインだなーと思い 懐かしくなって写真を撮り「家にこんなのあったよな〜」と家族に送信。 すると、母から、「それ、うちのや!数年前に処分したやつ」と返事が。 曰く、青い器の右上に写っている取っ手つきのガラスの器も家にあったのと同じだとのこと。 ガラスの器については覚えてなかったし、器が処分されたことも知らなかったので、単にたまたま同じデザインのを見かけた

      • 海外生活|外国に8年住むと、マンネリ化して飽きる、のか。

        ベトナムに来たのが2015年12月でした。 もうすぐ、滞在歴も8年になります。 ずっとホーチミンシティに住んでいて、住居のある区すらもほとんど変わったことがありません。 そんなに長く住むほどベトナムが、ホーチミンシティが、すばらしく魅力的なのかというと…… そういうわけでもないです。 ベトナム自体、日本と文化的にも近く、親日国で、ほどほどの発展で、物価も高すぎない。住むにはちょうどいいところです。 ホーチミンシティは外国人も多く、買い物や食事もとくに不足を感じません。

        • ある日、サイゴンで。🇻🇳5

          普段は関わらない別支店のベトナム人社員と話すことがあった。 日本で働いたこともある、日本語ができる人だ。 雑談で「ベトナムの生活で不便なことがありますか?」と聞かれたので、 「不便なことはたくさんあるけど、それに慣れました」と答えた。 それを聞いた相手の返事。 「あー、じゃ、もうベトナム人ですね」 いわく、 ベトナムの生活は日本みたいに便利に発展してないから、ベトナム人もみんな、何だか不便と思いながら、しかし仕方ないのでどうにか工夫して生活している。と。 ・

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        • 海外生活@Vietnam
          39本
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        • 【完結】サバイバル日記inベトナム
          28本

        記事

          リーダーなんだからがまんしないといけない。わけがないだろう②

          前回、「努力してリーダーやってきたけど、どうしたってムカつくことはあるし、相手を嫌いだと感じることもある。」という話を書きました。 今回はその続きの話です。 背景 ・自分のチームに困ったちゃん社員がいる(自分がやりたいことがチームの結果より優先+承認欲求強い→チームの成功の足をひっぱる危険) ・チーム全体の雰囲気はよい(チームの中でそのメンバーだけが浮いてるというような状況ではない) チームの雰囲気という点についてもう少しだけ説明させてください。 今のチームの雰囲気は

          リーダーなんだからがまんしないといけない。わけがないだろう②

          リーダーなんだからがまんしないといけない。わけがないだろう①

          はじめに 背景としてわたしの経歴をかんたんに紹介します。 わたしは、日本で会社員として6年ほど勤めたあと、中途採用でベトナムの日本語学校に入り、日本語教師として働きはじめて3年目以降は教師チームのリーダーを担っています。 日本の会社員時代には、リーダー経験がありませんでしたし、日本語教師になったときも自分が将来リーダーをすることなんて想像もしていませんでした。リーダーになったのは、状況的にどうしようもなかったからであり、会社からの期待も、自分の野心もありませんでした。

          リーダーなんだからがまんしないといけない。わけがないだろう①

          ベトナム生活|都市のちがい

          ベトナムでは〜〜 ベトナム人は〜〜 という出だしは、使ってしまいがちですが、実は同じベトナムといっても都市によってかなり環境や人の様子が違います。 たとえば気候。 ベトナムは南北に長い国。 日本って東西にも伸びてますが、ベトナムはほんとうに縦に長いです。 北部の都市ハノイは中国のすぐ下。気候は日本に近くて四季があります。雪こそ降りませんが、冬は寒い。気候に加えて大気汚染があるので、空は薄曇りが多いです。 対して南部の都市ホーチミンは地図で見るとタイのバンコクや、フィリ

          ベトナム生活|都市のちがい

          日本語教師|人前で緊張しない方法

          日本語教師になって、8年近くになりました。 今では10人程のチームをまとめる教師リーダーですが、新任教師だったときは、それはもうひどいポンコツっぷりでした。 ポンコツの原因その一は、あがり症だったことです。 それに気づいたのは高校時代。英語のスピーチをする授業で、クラスメートたちの前で自分のスピーチ原稿を読み上げようとしたときです。 手も声も震えて、話せない……。 みんなの目がこちらに向いているのを強く意識してしまう。 それまで、授業中に発言するとか、グループワークで

          日本語教師|人前で緊張しない方法

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳4 オーダーメイド

          布地に一目惚れしたから、いきおいでオーダーメイドのワンピースを頼んだ。 オーダーメイドなんて、日本にいたときは縁遠かったが、ベトナムならけっこう敷居が低い。 以前にはアオザイを一着仕立ててもらったこともある。 当時、習っていたベトナム語の先生にアオザイを着てみたいと言ったら、知り合いのテーラーを紹介するからどこどこで好きな布を買っておいで、と教えてくれた。 また、以前の職場では制服があったが、一人一人が採寸してもらって、しかも要望を聞いてカスタマイズしてくれた。 たとえば

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳4 オーダーメイド

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳3 カフェ

          サイゴンにはカフェが多い。すごく多い。 客がいなくてスマホをいじって暇をつぶす店員をよく見るから、どう考えても供給過多。 朝から晩まで、どこかでカフェが開いている。24時間営業のカフェだってある。 どこもWi-Fiフリーで、コンセントもたくさんあって電気も使い放題。もちろん時間制限もないし、閉店時間じゃなければ、何時間居座ったって追い出されることもない。 カフェに行くと、みんな、それぞれ自由に過ごしている。おしゃべりする人。パソコンで仕事するビジネスマン。ゲームをする

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳3 カフェ

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳2 堂々島ロール

          近くに寂れたショッピングビルがある。 上には映画館、地下にはスーパーが入っているものの、フロアによっては何も店が入っていていないぐらいに寂れている。 次々に店が消えていくなか、最近、ベーカリーが入ってきた。 何度か利用したことがあるチェーン店だ。ローカルのパン屋の、よくわからない味のパンではなく、日本人がイメージする普通のパン(食パン、バゲット、ロールパンなど)を売っている。 スーパーに行くついでに覗いてみたところ、ここの店舗はカフェとしてがメインのようだ。パンの種類が

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳2 堂々島ロール

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳1 竹笛

          「笛がいい」 と、急に思いついた次の日、サイゴンの楽器屋通りに出かけた。 ローカル色の濃いNguyen Thien Thuat通り。 通りの両側には、ギターやウクレレを吊るした楽器店がたしかに何軒か並んでいた。 各店の入口では、店の人が、楽器を手に作業したり、接客したり、何をするともなく座っていたり。 シャッターが降りたままの店が多いのはコロナの影響で閉業した店があるのかもしれない。 目当ての店があるわけでもないので、とりあえず手前の楽器店から順番に覗いていく。 だ

          ある日、サイゴンで。 🇻🇳1 竹笛

          日本語教師|教案サイトを参考にするのはいいけれど…

          今の世の中、インターネットであらゆる情報が無料で手に入って、便利だなぁとつくづく思います。 日本語教師のお助けマン的存在、教案サイト*もたくさんあります。 *授業の進め方、ポイント、例文、練習方法、活動、絵カードなどが共有されてるサイト わたしも、新人時代はお世話になりました。とくに、みんなの日本語は、フリーの教材がたくさんあります。 みんなの日本語のようなテキストなら練習や絵カードをたくさん作らないといけないので、そういうのが無料で使えるのはありがたかったです。

          日本語教師|教案サイトを参考にするのはいいけれど…

          海外生活|選択肢が限られることの楽さ

          先日、約3年ぶりに、日本へ一時帰国していました。 せっかく日本に帰ったし、円安だしで、この機会にベトナムで売っていないような服やアクセサリー類の買い物をしておこう。 と思ったのですが。 結局、大したものを買わずに終わってしまいました。 感じたのは、日本では選択肢が多すぎて、選ぶのに疲れるなぁということです。 ホーチミンにもデパートやショッピングモールがたくさんあるし、通りには多くのショップが並んでいます。ウィンドウショッピングを楽しみたいなら、それなりにいろんなショッ

          海外生活|選択肢が限られることの楽さ

          厨二病の後遺症を活用した、キライなものに楽しく向き合う方法

          このnoteでたびたび登場するGさんの話です。(人じゃないよ。虫だよ。) Gさんが出ると、文字通りに飛び上がってびっくりするほどキライなのですが。南国ベトナムの、しかも大都市ホーチミンシティの生活ではどうしても避けて生きることができません。 ヤツを目の前にすると、動悸がするレベル。死骸を見るのもイヤ。 でも、部屋にでようものなら、コロすか、追い出さないと、安心して寝られない。何とかするしかない。 そんなとき、わたしは碇シンジくんを憑依させて「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ

          厨二病の後遺症を活用した、キライなものに楽しく向き合う方法

          ベトナム生活|雨が降ったら遅刻するのはしかたがない土地

          ベトナムは南北に長くて、有名な町だと北部にハノイ、中部にダナン南部にホーチミンシティがありますが、この3つの町でだいぶと気候が違います。 わたしが住むホーチミンシティは、ほとんど1年中、夏の気温で、雨季と乾季に分かれています。5月~11月頃が雨季です。 雨季にはスコールがあって、日本人が「ザ•東南アジアの天気」としてイメージしやすい気候です。 しかし、「東南アジアの国では、雨季に、突然の大雨が降る」と話に聞いていても、実際に体験するのとは、また違うんじゃないかと思います。

          ベトナム生活|雨が降ったら遅刻するのはしかたがない土地