やりたいことを言ってみた#サバイバル日記inベトナ26
ホーチミンで有名な渋澤怜さんがこんな企画をされていたので参加させていただきました。
◆なぜ参加したの?
わたしは怜さんの記事を読む読者の一人でした。実は、同い年で日本語教師という共通点もあるのですが、自分とはぜんぜん違う経験や考え方に「世の中にはおもしろい人がいるんだな~」と遠い国に住んでる人のイメージでした。(同じ町に住んでるのに!)
去年、たまたま趣味の集まりでリアルな知り合いになりました。そしてそのグループで怜さんが「こんなことをしようと思う~!」と呼びかけされていたので何とな~く便乗することにしました。
ネット上での呼びかけを見ただけだとゼッタイ参加してないですが…もともと知り合いのメンバーがその場で参加表明していたので乗っかれました。
◆参加してみてどうだった?
抱負の立て方は怜さんが記事を書かれているのですが、参加者としてのわたしに印象的だったことを紹介します。
■「どうしたらできるか」は考えずに、「やりたいこと」のリストをたくさん書く
できそうか、実行するかどうかわからない、でもOK。とにかくしたいことをどんどん書いていく、という作業がありました。
最初は「うーん」と考えていたのですが、いくつか書くとそれに関連して子どものときから今までやりたいと思ったことがいくつも出てきました。
けっきょくその場では38個のやりたいことがあがったのですが、その後家に帰ってからも頭の中にいろいろ浮かんできて、現在までで79個のやりたいことがリストに挙がっています。
そのリストを目の前にして、「あれ?わたしはこんなにやりたいことがあったんだ!」とびっくりしました。次いで思ったのが「もしもこれを全部叶えようと思ったら今日からはじめても死ぬまでに間に合わないかも!悩んだりしてたら時間のムダじゃない!?」ということ。
実は最近、仕事に関係してごちゃごちゃ悩むことがあってだいぶ気分が落ち込んでいたのですが、やりたいとリストを目の前に急に目が覚めた気持ちになりました。
■「とくにやりたい目標は具体的に決める」具体的にとは"How to"ではなく”Goal”
やりたいことリスト挙げたあとはそこから特にやりたいものを数個選んで、具体的に、そしてスモールステップにわける作業でした。
ここでの「具体的」の意味は、「どうやって叶えるか」ということではなく「どうなりたいか」の具体性でした。
やりたいことを強烈に具体的に意識することによって脳のシステムがそのことに関する情報を勝手に集めてくれるようになっているそうです。
たとえば、わたしのやりたいことに「今開催している日越交流企画が盛り上がる」というのがあります。これをわたしなりに具体的にした結果はこうなりました。
*毎週のおしゃべり会に毎回来てくれるメンバーが日本人・ベトナム人一人ずつ現れる
*参加者から「○○したい~」「○○行きたい~」という声があがる
*参加者が得意分野を発揮して遠足の企画が実行される(そのとき私は基本的に何もしない)
■だれかに聞いて受け止めてほしかったわたし
やりたいことリストを書いたあとにそれぞれがリストに挙げたことを(言える範囲で)共有する時間がありました。参加者は主催者の怜さんを含めて4人。
わたしは他人に自分の話をするのがとても苦手です。一対一、もしくはとても仲のいい3人組くらいまでなら話すのですが、参加者の多い集まりでは聞き役になります。しかも相手の個人的なことを質問するのも苦手なので(聞いてもいいのだろうか?と考え過ぎる)基本的にそこに座っているだけになります。
せっかく誰かが話をふってくれても最低限の答えしか返せなかったり、あわあわしてまとまりのない話をしたり、ぜんぜん自分の本心と違うことを言ってしまったりします。
でも、その日は自分のやりたいことについて紙にリストアップしてそれを紹介したので、自分の中にあるものを整理した状態で話すことができました。しかも怜さんを含め、参加者のみなさんが「すごい!」「おもしろい!」「いいね!」と肯定してくれたので安心できた部分もありました。(会において、他人・自分の夢にケチをつけないという約束もあったが、それだけでなくみなさんの優しさだと思う)
自分は言いたいことを整理する時間と、自分のペースを守って話せる環境が必要なだけで、自分のことを話すこと自体が嫌いなわけではないのだと気づきました。
■わたしも言いふらしてみよう!
「やりたいこと」にはいろんな種類のものがあるので、全部を他人に紹介するのがいいというわけではないようです。
でも、他者に助けてもらいたいこと、情報をもらったりすれば叶いそうなことなら言いふらすと良いということでした。
なのでここに他者がいなければ叶わないことをピックアップして書き連ねておこうと思います。
日本語・語学編
・自分が集めたメンバーから、日本人、ベトナム人ミックスでの遠足企画が行われる
・日本の知り合いと外国人の知り合いが日本語で話してわたしがいなくても遊びに行くような友達になる
・趣味についてしゃべりまくれるくらい英語が上手になる
人間関係編
・パートナーができる
・漫画、アニメについて思いっきり話せる相手ができる
・宇宙とか恐竜とかについて話せる相手ができる
・料理を食べてくれる相手ができる
・写真にうまく写ってくれるファッションセンスが似ている友達ができる
・いっしょに甘いもの屋さん、かわいい雑貨店、おしゃれなカフェ巡りをする相手ができる
・気を遣わなくていっしょにいられる相手ができる
・質問上手になる
芸術編
・だれかの作品の一部になる(わかりやすい例で言うと、写真の被写体になる、映像作品に出る、ネイルのモデルになるなど。誰かの芸術作品の材料になる)
・自分の作品を誰かに見てもらう(展示会とかしていろんな人に見に来てもらう)
その他
・死んだあとは骨を風に乗せて美しい自然にばらまいてもらう
さてさて今後どうなるのか楽しみです^^