No! を伝えよう。不安や罪悪感を受容して、自分らしく生きる。
頼まれ事や、提案・お誘いに対して、自分の気持ちに違和感があるとき、きちんとNo! を伝えられていますか?
なかなか難しいですよね。
私はけっこう、言いづらくて、悩むタイプでした。
あまり断らない人、まわりに合わせる人は、
人が良さそうに思えますが
実は相手に嫌われる(かもしれない)不安を感じたくないだけだったり、
相手を嫌な気持ちにさせる(かもしれない)罪悪感を感じたくないだけだったり、します。
Yes! を言うことで、この不安と罪悪感に向き合うことから逃げているのです。
断れない人は、自分らしく生きることが難しい。
要求をのんで、相手をいい気持ちにさせていれば、不安になることも、罪悪感を感じることもありません。
でもそうやって、人に合わせてばかりだと、いつまで経っても自分らしく生きることは難しくなります。
他人との心理的な境界線をひくことができないので、
人の目が気になって、本当はやりたいと思っていることに挑戦できなかったり、本当は嫌だなと思っていることをやめられなかったり、してしまいます。
意識的にNo! を伝える訓練をする。
明らかに嫌だな〜と感じる場合に、断るのはもちろん、違和感あるな〜どうしようかな〜くらいのときにも、意識的に断るのがオススメです。
そのほうが、自分にとって本当に大切なことにだけに時間が使えるようになります(エッセンシャル思考というやつ)。
また、相手に合わせてしまいがちな人は、
No! を言わなくても良いように思考が都合を合わせて、嫌という感覚を鈍らせている可能性もあります。
なので、どうしようかな〜ちょっと嫌な気もするけど、やってあげても/ 付き合ってあげても/ 提案どおりでも、いいかな〜くらいの感覚でも、本心ではNo! の可能性が高いのです。
No! を伝えることは、不安と罪悪感を受容するチャンス!
No! を言う時点で、不安と罪悪感がぐわっとやってくるので、自分はそういう感情を持っているのだと認識して、ちゃんとその感情を感じてあげます。
不安と罪悪感の感情を受容すると
自分という人間の境界線をしっかり持つことができるようになり、他人との境界線をつくることができるようになります。
この境界線のことを「心の安全領域」と言います。
心の安全領域がしっかりしていると、自分らしく生きることができるようになるのです。
9割の人は誰かの人生を生きていると言われます。それだけ、多くの人は、境界線を引けていないということです。
No! を伝える訓練が、心の安全領域をつくることにつながります。
No! を伝えることで、相手が不機嫌になるかどうかは、相手次第。
もし不機嫌になってしまったら、それは相手の問題です。
自分の欲求を大切にする。
自分の気持ちを大切にする。
その結果、No! を伝えることになり、伝えた結果、離れていく人がいるなら、離れてくれたらいいのです。
そうすると、ますます自分の欲求や気持ちを大切にできるから。
誰に嫌われようと
誰が離れていこうと
自分自身を大切にすること、自分の味方になること、自分を許し愛することが、やるべきこと。
伝え方のヒントはこちら↓
私も脱・八方美人で、しっかりNo! という訓練をしようと思います!
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