同情はマウンティングでした! 相手を助けるコミュニケーションとは。
私の記事では、コミュニケーションの上で共感が大切!と書いていることが多いのですが、共感と同情は違うものだと、意識して区別できていますか?
私は、その違いを知ったとき
共感と思って接しているつもりでも、じつは同情になっていることがあるのだと気づきました。そして、同情では、相手に対してよい関係にならないのだと学びました。
今日は、共感と同情がどのように違うのかお伝えします。
そして、その違いを意識することで、どのようなメリットがあるのか、私なりの考えを報告します。
共感とは
相手の関心、考え方、感情、状況などに関心を持つこと。
尊敬と信頼がベースにあり、相手に関心を向けている。
自分の感情としては、相手への信頼からはじまり、感情をコントロールできる。
同情とは
相手の感情を共有をすること。特に不幸や苦悩を、自分のことのように思いやっていたわること。
支配性がベースにあり、関心は自分に向いている。
自分の感情としては、相手への哀れみからはじまり、コントロール不能になりがち。
同情はマウンティングだった!
共感は、対等な立場で相手への信頼があるのに対して
共感は、相手を自分より弱い立場としてとらえ、自分がなんとかしてあげようという支配性がみられるのだそうです。
相手の話を聞いていて、哀れみを抱いているとき、あるある!
なんとかしてあげようとして、あの手この手のアドバイスをしてしまうとき、あるある!
しかも、感情のコントロールが不能になって、思わず涙がでてしまったりすること、あるある!
よかれと思って、同情していました;
それは、相手へのマウンティングのようなものだったのですね。
信頼は、相手の成長を助ける。
共感の場合にベースになっている
相手への信頼というのは、どういうことなのか。
それは
「相手にはこの問題を乗り越える力がある」
という意味です。
だからこそ、共感とは違い
「私がなんとかしてあげよう」という
支配性がないのです。
相手にはこの問題を乗り越える力がある!という信頼を持って接することで、
相手は話をしながら、自分で思考を整理し、解決の糸口を自分で見つけられるようになります。
しかし、同情によって、なんとかしてあげようという支配性を持って接すると、自分には問題を乗り越える力ないように感じ、他者に依存しやすくなります。
共感は、有意義な会話をつくる。
共感レベルだと、相手の関心に対して関心も持っているのに
同情モードだと、自分の関心で動いてしまうのだそうです。
共感で、相手の関心に対して関心を持ち、話を聞く場合には、
問題が解決したり、感情が解消される可能性があります。
もしくは、相手にとって大切な気づきを与えるかもしれません。
それは、相手目線で問題を深く探るような質問ができたり、相手を理解しようという傾聴の相槌ができることで、相手から多くのヒントが引き出されるからです。
一方で、同情の場合には、
相手の関心ではなく、自分の関心で動いてしまいます。
自分勝手なアドバイスになりがちで
真に相手を理解していないために
本当の解決には結びつきづらいのです。
相手にとっての気づきも、会話のなかから得られにくくなります。
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私は、共感と同情の違いについて、
しっかりと区別のある認識をしていなかったので、
ついつい相手の可能性を奪う同情をしていたように思います。
とくにネガティブなことについて会話をしているときには、
自分自身の感覚が
信頼なのか支配性なのか。
ちゃんと相手の関心に対して関心を持てているのか。
そういう意識をもって、
真に相手の為になるようなコミュニケーションを心がけたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
共感で、幸せな関係を育んでいきましょう!
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