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「わかってほしい」は、相手もそう思っているし、自分へのメッセージでもありました!

大切な人と意見が食い違っているとき、言い合いになっているとき、どうしてわかってくれないの!と思ってしまいます。

そういうときって、相手も

どうしてわかってくれないの。

と思っているんですよね。

どんなに話し合いをしても平行線になってしまうことがあります。

自分の主張を言い続けても、

相手も負けじと主張を言い続けるので、意見と意見がぶつかり合ってしまいます。

そういうときは

自分から相手を理解しようとしない限り、分かり合えないままなのだと思います。


妥協ではなく、大切な人とちゃんとわかり合いたい!

今日は、私なりに気づき学んできた

わかり合うためのヒントをお伝えします。


理解するってどういうこと?


相手の言ってることは、理解してる!

だけど、相手の意見は違うと思うんだ!

私の意見のほうがよいと思うんだ!

となっていませんか。

私は、なります!笑


でも、そういうとき、本当の意味で相手を理解できていません。

相手がなぜそのような意見を言うのか、その背景にある考え方や感情まで聞いて、共感するのが、本当の理解なのです。


「7つの習慣」でも信頼を得るコミュニケーションは、感情に共感することと言っています↓

もし、意見が合わなくて、言い合いになってしまったときには、

その意見を言うその人の背景に

どんな考え方があるのか

どんな感情があるのか

探ってみるのがおすすめです。


なぜそう思うの?

それってどういう気持ち?

もしかして、こう思ってる?

そうやって、相手の思考と感情に寄り添っていくと、その意見が「(相手の立場で考えて)ごもっとも!」と腑に落ちる瞬間があります。

そうなってはじめて、理解した!ということになるのだと思います。


自分自身にも「わかってほしい」


私はあるとき気づきました。

相手にわかってほしい!と思っているとき

自分自身に対する「わかってほしい!」というメッセージでもあるのです。


自分自身に対して

私はなぜそう思うのだろう?

それってどういう気持ち?

もしかして、こう思ってる?

と問いかけてみると



こうあるべき!

こうしなければならない!

そうでなければ、不安になる。愛されていないように感じる。寂しい。

などの思い込みと感情がでてくるのです。


自分独自の価値観や固定観念というものでした。


そこを自分のなかでわかってあげて、

そう思っていたんだね。と認めてあげると

わかってくれてありがとう私♡という

心の底から安心した気持ちになりました。


人間って、自分自身に理解されたい生き物なのだと思います。

そして、現実は、自分から自分へのメッセージなのだと思いました。


そうして、自分のことをちゃんとわかってあげると

相手に意見を伝えるとき

正しさを主張するような言い方にはなりません。


私はこう思っているから

こう感じているから

こういう意見なのだと伝えることができます。


そういう風に伝えることができてはじめて、相手もこちらのことを理解しやすくなるのだなと思います。


私たちは、事実をありのままに把握することができない


私たちは、価値観や考え方がそれぞれ違う生きものです。だから、そこから導きだされる意見が違って、当たり前なのだと思います。

アドラー心理学では

「人間が、事実をありのままに物事を客観的に把握することは不可能」と言われています。

人間は、自分の受け取りたいように、自分の体験や好みに応じて、主観的に意味づけをして反応しているのだそうです。

ということは、

「意見・主張」にだけ注目して、それがどれだけ正しいのかを判断することに意味はないのかもしれません。

意見の言い合いになっているときに、どちらがより正しいのか、という視点で話し合いを続けても、決着しないと思うのです。


わかり合うための4ステップ


まとめると、4つのステップになりました!

① 意見が違って当たり前だと認識する。
 (相手も自分も主観的にしかものごとを見ることができない)

② 相手の思考や感情を探り、受け入れ共感する。

③ 自分の思考や感情を探り、受け入れ共感する。

④ 意見の背景にある思考や感情を伝える。


この状態になると、意見がぶつかり合って平行線をたどるのではなく、どちらかが妥協するでもなく、お互いに納得した上での結論がでます。

その結論は、結果的にどちらかの意見に寄っているかもしれないし、折衷案かもしれないし、もしくは、結論をいまは出さないという結論かもしれません。

一番大事なのは、結論の内容ではなく

お互いが理解し合った過程なのだと思います。



「わかり合うことができた」感覚って、人を幸せな気持ちにすると思います。

でも、じつはすごく高度な技術が必要だなと感じています。

もしかしたら、完全にわかり合うという経験は、いままでの人生のなかでほんのわずかなような気がしてきました。

(わかり合えたように思っていても、相手が妥協してくれただけだったり)

(こじれるのが面倒だからと、こちらが妥協しただけだったり)


人生のなかで、たくさんわかり合う経験がしたい。

そのために、

相手の思考と感情を

自分の思考と感情を

丁寧に丁寧に探る姿勢をもっていようと思います。







記事を読んで、気づきや学び、心動くことがありましたら、よろしくお願いします。 スズメのように飛び跳ねて歓びます♡ 読んだ人がHappyになれる記事を書けるよう、学びや経験のために使わせていただきます^^