【スペイン旅】バルセロナにて、ロマンあふれるカタルーニャの街並み。
こんにちは。
ドイツ・ミュンヘンで留学生活を送る大学生、桜です。
今回の旅行記は、春休みのイベリア半島一周旅行に行ってきた様子をお届けします。
ヨーロッパの様々な場所を旅しましたが、その中でもトップクラスのわくわくと充実度だったイベリア旅行記。
行程:
(ミュンヘン)
→バルセロナ
→マドリード
→グラナダ
→セビージャ
→コルドバ
→リスボン
と、スペインの主要都市とポルトガルの首都を巡ってきました。
旅の始まりはスペイン東部にある地中海沿岸の街・バルセロナから。
LCCでバルセロナへ
本日はミュンヘンからの出発。
つい何日か前に、ナポリからここミュンヘン空港に戻ってきたばかりなのに、またここから外国へ飛び立ちます。
この春休みは過去一移動が多かった長期休みになりました。
今回利用したのは、ヨーロッパのLCC「ブエリング航空」。
ちなみにここで一つ、ブエリング航空に関する豆知識。
オンラインでチケットを購入し、当日朝にチェックインしようとしたのですが、チェックインのために強制で座席指定&指定席っ用の支払いを求められ…
もしや?と思って初めての試み:チェックインをカウンターですることにしました。
すると、オンラインで指定した場合29ユーロかかった機体前方の席を無料で割り当ててもらえました。(多分みんな直前に安い席を指定していて高い席が余っていたから)
なのでブエリング航空はカウンターに行くと座席指定料を払わなくていいです◎
座席指定料なしで一人65ユーロほどと、やっぱりLCCに勝るものなし。
謎に優先搭乗できたので誰よりも先に飛行機へ。
離陸!
滅多にない上空の絶景
連日の移動、移動で疲れ切っていたので着くまでは寝ていようと思っていたのですが、
この日の航路がおそらくミュンヘンからスイス方面に南に進み、イタリア上空で右に旋回してバルセロナを目指すもの。
まだ高度を上げて雲を抜ける前、窓を覗くと美しい美しいアルプス山脈の絶景が・・・
飛行機の窓から眺める景色としては人生最高だったかもしれない。
そして高度を上げ、雲を抜けると・・・
なんか天国に来たみたい。
2時間と少しのフライトは、とても寝てしまえるものではありませんでした。
スペインに到着
バルセロナに到着。
スペインはシェンゲン協定国なので、ドイツからは入国審査なしで入国。
お昼時だったのでマクドナルドに行ったのですが、言語セレクトの画面にカタルーニャ語があって感動しました。
圧倒的多数の賛成によって独立宣言まで出したカタルーニャ州ですが、いまだにそれが認められておらず複雑な地区。
バルセロナでも、スペイン語よりもカタルーニャ語のほうがローカルな場所では使えるのだとか。
市内へ
空港から市内までは、スペイン国鉄renfeを使います。
駅へ向かう途中、カタルーニャの州旗が見えました。
チケットは自動券売機で購入します。
the旅行客な私たちを見て、強いスペイン訛りの英語を話す係員のおばさんがほとんど全てやってくれました。
購入したチケットは、空港ー市内間4.9ユーロのやつ。
ここだけでなく市内の地下鉄にも、ドイツにはない改札がありましたが、suicaなどのようにタッチするだけ。
車窓からは、アルプスより北に住む私にはとても新鮮な、いわゆる南欧と言った景色。
アコーディオンの演奏を観光客に聴かせてチップを払わせてくるおじいさんもいましたが、しっかり断っても強制的に聴かされる詐欺まがいのおじいさんだったのでお金を求められても無視!
ガウディの傑作とバルサの街並み
30分ほど電車に揺られてバルセロナ中心部に到着。
サンツ駅(Barcelona Sants Estacio)から、いったんホテルに徒歩で向かいます。
街中に繰り出すと、晴れている空が心なしかかすんだ青色をしているというか・・・
今考えると、スペイン旅行中ずっと青空が薄かった気がします。
ここで、カタルーニャ地方を歩き街を楽しむのには欠かせない人物を紹介します。
アントニ・ガウディ。
彼の独特で創造性にあふれたその建築抜きにはバルセロナという街を語れないほど、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園、そしてあのサグラダファミリアなど数々の建築物を手掛けた天才建築家です。
ちなみに彼の亡くなり方があまりにも衝撃的なものだったので、引用しておきます↓
彼の作品群はユネスコの世界遺産に登録されているのですが、ホテルに向かう途中でその一つの横を通りかかりました。
カサ・バトリョです。
「骨の家」とも呼ばれるこの建物はテラスが骸骨のようで、ガウディらしさの溢れたガラス使いと自然光の取り入れ方。
ちなみに左隣の建物も、モンタネールという名建築家が建てたものだそう。
内部見学もできるそうなのですが、ガウディの作品群に関しては明日にサグラダファミリアとグエル公園が控えているので、ここは見送り。
ホテルへ急ぎます。
ちなみにバルセロナの建物には古くからとある特徴があるらしく…
二階部分だけが他の階に比べてテラスが大きく豪華に作られているのがわかります。(↑の写真)
これは、オーナーが住む二階部分を借用の部分と差別化するためだったのだとか。
そして、ガウディが全く手掛けていないであろう建物も心なしかガウディっぽさを醸し出していて、街全体がガウディに染まってるようで歩いていて楽しい。
そしてホテルに向かい、大通りから少し路地に入ると、
もうこれは心躍るとしか言いようがない”the・バルセロナ”な雰囲気。
ひとまずホテルに到着し、荷物を置きました。
今回2晩宿泊したのがこのホテル↓
夜も静かでオーナーも優しくて、すごく素敵なホテルでした。
明日のネタバレ:サグラダファミリア
荷物を置いて身軽になったところで、街をさらに歩いてみます。
今日はもう時間の決まった予定はないので、明日の昼からチケットを取っているサグラダファミリアの外観だけでも見てみようと思い、近くまで行ってみました。
何度も何度も旅行本やYouTubeで観てきたあのサグラダファミリアが、今目の前に。
「行きたい場所、やりたいこと」というリストをiPhoneのメモに作っているのですが、作り立てのとき(高校生のとき?)からある初代のタスクのうちの一つが「サグラダファミリアに行く」でした。
柵の外側からたくさん写真を撮りましたが、この未完成の傑作については明日の本チャンの見学のときにたくさん書こうと思います。
あの名門クラブのホームスタジアムへ
今日はずっとバルセロナをふらふらする日。
続いて向かうのは、サッカーファンの私としては見逃せない場所。
そういえば、バルセロナ滞在の2日間と少し、移動に使ったのは「T-Casual」という10回分の回数券。お値段12.15ユーロ。
改札に入るとき、先ほどのようにタッチすると画面に残り回数が表示されるので、あと何回だっけ…?となることもなく便利なチケット。
他にも24時間チケット、2日間乗り放題チケット、一回券、などいろいろ種類はあったのですが、自分が移動するゾーンと時間を考えて一番コスパの良いものを選ぶといいと思います。
降りたのは・・・
そう、世界に誇るスペインの名門・FCバルセロナの本拠地、カンプノウです。
実は私、2016年の日本開催最後のクラブワールドカップでレアルマドリード対クラブアメリカの試合を見に行っているレアルサポーターなのですが…
それでもカンプノウは全サッカーファン憧れの地間違いなし。
とうとうスタジアムが見えました。
しかし・・・
旅の計画時からわかってはいたことなのですが、バルサの本拠地カンプノウは、現在工事中。
試合は臨時で別の場所で開催されており、スタジアムは外から見てもわかるほどにガンガン工事作業がされていました。
サグラダファミリアの工事中はまだしも、カンプノウがこの時期にピンポイントで工事しているのはアンラッキーとも取れますが…
次に来る機会があれば、ここでクラシコ(レアルマドリード対FCバルセロナ)を見たいなと思います。
ちなみにこの後丘の上から町を見下ろそうとしたのですが、あまりにも曇って来てなにも見渡せなかったので断念して途中で引き返したエピソードについては、このくらいに留めておきます。
スペインの激安ファストフード!?
バルセロナ初日の夜は、移動疲れもありさっさとホテルで休みたかったので、ご飯は簡単に済ませました。
特に書かなくてもいいかな~とも思いましたが、あまりにも破格だったので書き残しておきます。
訪れたのは、ケンタッキー・フライド・チキン。
というのもカンプノウに向かう道で目にした広告というのが、
クリスピー、チキンバーガー、ポテト、ドリンク、サンデーのセットで5ユーロという破格のメニュー。
このボリューム(2人分)で10ユーロはドイツだと考えられない安さ。
このメニューを知ってしまったおかげで、スペイン旅行中は困ったらKFCに行き常に胃もたれと戦っていました(笑)
バルセロナ観光、今日は完全に序章でした。
明日がここのメイン。
サグラダファミリアやグエル公園など、バルセロナのランドマークの数々を堪能します。
それではまた!