8年前の2015年、はじめて行った中国語教室でのワンシーンが忘れられない話し
つい最近、上海である中国語教室に通い始めました。
「目的はもっと上手に中国語を…」って話しでなく、
今日はそのときに、ふと強烈に思い出したことがあったので、それをシェアさせてください。
今回の中国語教室は、立地重視で選んだので、僕が住む場所から近い教室を選んだ。
僕は中国語勉強をはじめてから、多くの教室に通っている。
「何校ぐらい通ってるんだろう?」
と思い、ちょっと数えてみたら、中国・日本の合計で7社行っていた。
※オンライン教室除く
なので今回ので8社目か。
短期で使っていたのもあるので、数は多い方だと思う。
この教室の初レッスン時、僕は特に緊張することもなく、小慣れた感じで教室の門を叩いた。
決してキレイな教室ではなく、立派な待合スペースもないけど、ほど良い古さが僕にはちょうどよかった。
お金の支払いをまだしてなかったので、支払宝でサクッと済ませ、收据(手書きのレシート)をもらう。
ちなみに、收据は发票(領収書)と異なり、中国では経費精算する際使えない。
ちょうど支払い関係のやり取りをしているときに、ひとりの生徒さんが入ってきた。
30代前半くらいの爽やかで清潔感あふれる、ザ駐在員という感じだろうか。こっちに住んでいたら「日本人」とすぐわかる感じ。僕もか…笑
教室の担当者と少しギコい感じの日本語で会話をし、僕の近くで立ち話をしている。
僕は淡々とお金の支払いを済ませ、今後の流れを担当者と話している。
そんな時、その日本人とふと目が合った。
(え"ッ?)
言葉は聞こえて来なかたけど、その日本人はそんな表情で少し驚いているというな感じがした。
そして、僕はあることを強烈に思い出したのだ。
「8年前の2015年、はじめて行った中国語教室でのワンシーン」
2015年はじめて行った中国語教室、僕はめちゃくちゃ緊張していた。
開始時間より30分くらい前に教室前へ着き、教室には入らず無駄に周りを徘徊していたのが懐かしい。
マジで余裕がなかった。
「最初なんて言ったらいいんだろ?」
「辞書持ってきてないけど大丈夫かな?」
「中国語ほんとうにできるようになるのかな?」
こんなことを思いながら勝手にドキドキしていた。
そして時間になり、いざ教室のドアを開けた最初のワンシーン。
「受付である日本人生徒と中国人講師が、中国語でペラペラで会話していた」そのシーン。
なんてことないシーンだけど、僕の目、脳みそ、心臓に強烈に突き刺さった。
(めっちゃペラペラやん…)
(僕もあんな風になれるのかな?)
(いやぁ、ムリ…)
日本人が中国人とペラペラな中国語で会話しているその光景は、僕が間近で初めてみるシーンだった。
そのシーンを見た後も、「よーし、やるぞ!」「僕も必ずあんな風にペラペラになってやる」という思いはなく、どっちかというと後ろ向きな感情に覆われていた。
今思うと超消極的で情けないんだけど、だからこそ思い出したのだろう。
そして、今の教室で目があった日本人と過去の自分を勝手に置き換え、過去の自分がそこにいるような気がした。
「中国語ほんとうにできるようになるのかな?」
(僕もあんな風になれるのかな?)
(いやぁ、ムリ…)
そんなんで頭がいっぱいだった自分。
そして、
そんな風に思っていた過去から、自分の努力で道を作った。
「中国語話せるようになったよ」
「今、上海で通訳なしで仕事してるよ」
「日本語全くできない中国人たちと一緒に仕事して、成果出してるよ」
過去の自分に伝え、そのときからの成長を実感したかったんだ。
「8年前の2015年、はじめて行った中国語教室でのワンシーン」
それは、僕のスタート地点。
コレからも仕事や中国語関係で、たくさん大変なことに遭遇すると思うけど、そんな時はスタート地点でのワンシーンを思い出そう。
成長を実感しよう。
そして前向きにもっと成長していきたい。
人は大きく成長できる。
ほんと大した取り柄のない僕が成長でき、それを実感できてるんだから、コレを見てくれてるあなたはもっとできる。
大きく成長できる!
だから、
ぜひ前向きに、楽しく、自分が決めた道を突き進んでいって欲しい。
走り続けたその先に新しい景色が待ってますよ。
と、ちょっと最近のエピソードからお伝えしたい内容でした。
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