共立女子の3日目午後入試(合科型)解いてみた
2月3日午後に共立受験を考えてる人向けのニッチな記事。
合科型ってなんなのか
以下の通り共立では2/3午後に合科型試験がある。
合科型は「合科型論述」と「算数」の2科目。
「算数」は普通の「算数」。
「合科型論述」の公式説明は以下画像の文章。
内容を簡単に言うと、国語理科社会を混ぜた記述有の試験。
昔は面接もあったみたいだけど24年度はない。
続いて2023年の結果。213名受けて68名が合格。
受験者平均が合科型が約5割、算数が約6割。
合科型試験って具体的にどんなのか
過去問は公開されている。
ざっと言うと「理科社会の内容を題材にした国語の問題」
漢字や文法の代わりに理科社会の単語問題がある。
以下のような問題が数問。
以下のような理科社会の記述問題。
ほぼほぼ読めばわかる国語の読解問題と言える。
最後の問題として以下のような自由度の高い記述問題もある。
公式説明の「従来型の入試では測れない」力を測ってる風。
とはいえこの問題は部分点取れれば合格点は行けそうなので、特別な小論文対策のようなものはやらなくて良さそう。
合科型の算数はどんな感じか
普通の算数試験。
難易度低めで基本が中心、小問も丁寧。
受験者平均で約6割なので、合格者平均8割あるかも。
具体的にはラスト大問で以下くらい。
小問もあって③も「何秒後と何秒後ですか」という聞き方が優しい。
まとめ
合科型は基本国語力だが結局は理科社会の知識が必要。
合格点を安定して取るなら理科社会の基本問題は落としたくないから。
逆に合科型の最後の問題のような特徴的な記述問題はある程度捨てれる。
合格点を狙うなら基本知識問題をしっかり押さえて、普通の読解問題に時間をかけて安定させる方が良い。
ということは普通の4教科試験の対策と特に変わらない。
ビックリしないように過去問数回解いて慣れておくくらいで十分。