「共立」の"国語"を解いてみた2017
2017年共立中学の入試国語を解いたので、その感想考察。
なぜ入試問題を解いているのかは過去記事参照。
「子供に勉強を教えるなら真っ先にやるべきのこと」
四谷偏差値は51~53。
合格ラインは昔過ぎてわからないが体感65%くらい。
時間は50分の試験で35分くらいかかった。
漢字、文法、詩、物語、説明文。
詩があるのがこの学校の特徴。
大学受験までの実力を測るのにはノイズな気はする。
ブランドイメージをあげるためかな。
大問1:漢字
漢字の難易度はよう知らん。
証券と試供品が正答率低そう。
特に前者は大人は日常的によく見る漢字だけど子供には難しそう。
大問2:文法
イスの下にある本
の「ある」と同じ使い方の「ある」を選択肢から選ぶ。
そういう系の問題が5つ。
大問3:詩
こんな感じの詩があって選択問題が5つ。
以下の4行1センテンスが5つあるくらい。
怪しい問題もあるが、時間をかけずにサクッと解いて4問正解できれば良さげ。
大問4:物語
4ページと短め。小問も8つ。
最後の問題が怪しめだけど、他は記述問題含めて普通。
大問5:説明文
4ページと短め。小問も8つ。こちらも短め。
この説明文はちょっと内容が怪しい。
例えばこれ。
「好き嫌いはない」と言いながら、次の行で「絵が好きだ」と書いてる。
他にも目的と手段がごっちゃになってる。
「他者(自分に出来ない事)を取り込むために~~」のように出来ないこと出来るようにする=取り込むが目的になって話しているのに、ところどころ「取り込むことでできるようになる」のように手段にも現れる。
小問7はその悪影響を受けていて、「他者から学習して取り込むことで、できるようになる」というあるが、他者=自分ができないことであり、できるようになるの目的語も自分ができないこと、である。
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