「9/1日能研全国テスト(6年生)」感想
概要
2024年9月1日に行われた日能研全国テスト(6年生)の感想。
国語
割とまともな正答率分布。
10%以下は漢字と詩の種類の名前という単発知識問題なのでまあ良いかと。
関係ないけど大問5で引用されてた今井むつみ先生の「言語の本質」。
最近読んで面白かった本なのでお勧め。
算数
今回も「正答率予想」。
予想と実際の正答率の差を見ながら感想を書いていく。
誤差10%以内は当たり、それより離れたら外れというルール。
以下数字は%省略。
大問1
予想:(1)95 (2)90 (3)85 (4)85 (5)75 (6)60
実際:(1)83 (2)92 (3)90 (4)90 (5)78 (6)50
最初の問題からいきなり予想外し。
なんで「7×7×7+41×41+1」が83%?
変に考え過ぎちゃったのか。
他は予想通り。(6)はギリだけど。
大問2
(5)は文章問題なので飛ばした。
予想:(1)90 (2)85 (3)80 (4)70 (5)- (6)30
実際:(1)94 (2)75 (3)71 (4)75 (5)- (6)44
(6)が外れ。
(2)(3)もギリギリ。
(2)男子と女子の人数と平均点からの計算問題
(3)は5種類から3種類を選ぶ組み合わせ
この辺は各ジャンルの最初のページに出てきそうだけど、3割近くはその辺の基本が抑えられてないって状態か。
夏休み明けだしもうその辺は大丈夫かと思った。
(6)は逆に意外と44%。
前二項の和になる数列で5目が29,9番目が199の際の初項を当てる問題。
ちゃんと解くなら6番目を〇と置いて7番目が29+〇・・・とやれば〇が出て、その後は4番目、3番目と遡れば解ける。
自分の子供のメモを見ると、適当に最初2つの数字を決めて5番目まで計算する試行錯誤で答え見つけたっぽい。
9番目の数字は見てない。
それで意外と見つかりやすくて44%になったと予想。
となると悪問判定したくなる。
大問3
予想:(1)①85 ②80 (2)60
実際:(1)①92 ②87 (2)69
ぎり正解。
こういう真っすぐの問題は意外と正答率が高い。
途中がわからず、結論がわかってて逆算するタイプは子供は苦手。
40÷5=△ は簡単だけど、40÷△=8 は苦手。
大人にとっては同難易度だけど子供にとっては違う。
大問4
予想:(1)45 (2)20
実際:(1)44 (2)29
ここも正解。
(2)が思ったより高い。
1を解けた子供の65%が2も解けてるのか。
大問5
予想:(1)55 (2)30 (3)10
実際:(1)53 (2)48 (3)17
最大の外れ幅の(2)。
整数問題。
(2)はA-10とA+10が両方平方数になるAを求める問題。
16と36は意外と最初から1つずつ確かめれば見つけやすいか。
2の(6)の外し方と一緒。
夏も終わって諦めずに解くという姿勢になってるのかも。
大問6
予想:(1)35 (2)10 (3)5
実際:(1)36 (2)6 (3)4
予想ばっちり。
流石に普通の子供に(2),(3)は無理。
(2)はもうちょい難易度下げて10~20%くらいにしてあげたい。
大問7
予想:(1)30 (2)10 (3)5
実際:(1)22 (2)7 (3)1
(1)は(1)だけ解くつもりでやれば意外と30%くらいいくかと思ったが22%。
速度比が6:5の2人が55分と30分歩いたらSに着くんだから、6×55:5×30となる。
後は約分するだけ。
社会
悪くない正答率分布。
大問1はエネルギーを切り口とした地理。
大問2は新紙幣を切り口にした歴史。
大問3はジェンダーを切り口にした現代社会。
理科
1が地学、気象。
2が生物、植物の実験。
3が物理、滑車とかのつり合い
4が地学、月
5が化学、塩酸と炭カルの反応
最後の化学で(5)(6)(7)が正答率8,5,3%とちょっと低すぎる設定。
前回も同じようなこと書いてた。
算数でよっぽど難しいことやってるのに理科の文脈だと正答率が下がる。
子供に教えてても思う。
算数なら解ける単純な面積算が理科だと解けない。
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