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配点の罠!得点分布が明かす志望中学の重視科目 #ChatGPT

大妻女子中学を例に説明していく。
各自で志望校の情報は確認して欲しい。

大妻の配点は国算100点、理社60点。
これを見て、国算重視と見るのはちょっと粗い。

同じ100点でも分散を見る必要がある。
極端な例を出す。

100点満点の教科Aと教科B。
Aは受験者最低点が50、最高点が60。
Bは受験者最低点が10、最高点が90。

合否はAの出来よりBの出来で決まりやすい。
Bで失敗して10点とか20点を取ればAではもう逆転できない。
逆であれば大丈夫、Aで失敗しても50点。Bで逆転可能だ。

というように、配点だけでは重要度は決まらない。
配点が100でも配点60よりも分散が小さければ重要度は低い。

というころで上の表から分散を推定してみる。
最高点も最高点もないので、合格者平均と受験者平均の差を見る。

こう見ると、意図がわかりやすい。
算数だけ配点を上げると悪目立ちすると考えたのだろうか。
国算を100点にしているが、国語は分散を理社近くまで抑えている。

算数で失敗して受験者平均程度になると合格者平均と12点近く差がつく。
他の科目でそれを逆転するのはかなり難しくなる。
逆は比較的容易に狙えることがわかる。

今どきは大抵の中学が上記のような情報を公開している。
子供の志望校が本当はどの科目を重視しているか。
是非確認してみて欲しい。


最後に戯れ。
文章を食わせてChatGPTさんにタイトルを考えてもらった。


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