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「立教女学院」の"理科"を解いてみた2021

背景・主旨・総論

2021年2月1日の立教女学院の入試理科。
解いてみたのでその感想考察。

なぜ入試問題を解いているのか。
以下の記事を参照。

子供に勉強を教えるなら真っ先にやるべきのこと

2022年,2023年の理科を解いた記事はこちら。

「立教女学院」の"理科"を解いてみた

「立教女学院」の"理科"を解いてみた2023

なんでこんなに立教の問題を解いてるのか。
それは個人的な事情。
家庭教師として知り合いの子供(立教志望)を教えているから。

2021~23の3年分といたのでどこかでまとめたい。
特に物理化学分野。

今すぐわかる特徴としては計算問題はほぼない。
基本は実験を絡めた推論。


感想の前に合格基準

2021年理科の合格者平均点は43.5点
60点満点なので2/3強。

大問4つ(物理化学生物地学)。
各設問の2/3ちょっとを解ければよい計算。

大問1:生物(ヒトの心臓)

問1は試験中に体に手を当てて確認している子供達の姿が目に浮かぶ。
そういう意味ではその場で確認しづらい「足の甲」がキーポイントか。

問2~4は生物エアプの自分でも知ってる基礎知識。
7問中4問でほぼほぼ合格ラインなのでそういうこと。

大問2:物理(密度)

密度一点勝負。
とはいえ、最初に丁寧に密度の定義を記載。
知識ではなく推論だけで解くことが可能にしてあるのは良し。

問4までは密度が軽いと浮く、でいける。
問5からは密度=重さ/体積を理解してないと解けない。
実際「1㎤あたりの」という考え方はなかなか小学生には理解しづらい。
問4までで合格ラインなのでそういうこと。

大問3:地学(天気/雨量)

地学エアプなんでなんとも。


大問4:化学(もののとけ方)

7問中問4を除いたが5問目までが合格ラインか。
問4はちょっと知識が必要(小麦粉は水に溶けないっていう)。

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