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2023年1月に見た映画個人ランキング


1.非常宣言

 ハワイ行きの飛行機の中でバイオテロが起こって…というストーリー。ストーリーの展開自体は飽きの来ないオーソドックスなものだと思う。韓国のパニック映画に絶大な信頼を置いていますが、本作も最高。時間とお金に余裕があれば、映画館で3回は見たかった。飛行機がくるくる回転するシーンが特に最高。

2.グッドバイ、バッドマガジンズ

 東京オリンピックに伴い、コンビニから姿を消した男性向け成人雑誌の編集部を描いた作品。めちゃくちゃよかった。ものを作る人たちのプライドと葛藤に心動かされたし、なにより「作りたいものを作る」人たちはかっこいい!!
 あとは、説明するようなセリフが少なくて、映像でみせている映画的表現が好みだった。もっとたくさんの劇場で公開してほしい!

3.イニシェリン島の精霊

久しぶりに、鑑賞後に感傷に浸りたくなった映画。決して派手な映画ではないけど、確実に心をえぐってくる感じ、好きだった!
ただ、この映画ひとりではかみ砕けなくていろいろとYoutubeで考察を調べていたんだけど、この人の分析は観点が斬新で納得度も高かった。同じように消化不良の方、ぜひ読んでみてほしい↓
https://youtu.be/iESjy1gPGEk

4.ヒトラーのための虐殺会議

淡々と進んでいく虐殺計画の会議の会話劇。ずっとみていると段々と目の前の面倒な言い争いがはやく終わればなんでもいい、という思考になっていく自分に気づき、当時の人も同じ感覚だったかもしれないと気づかされた。

5.モリコーネ

 つい最近映画にはまった映画初心者だけど、映画音楽の第一人者とのことで勉強のつもりで見に行った。結果見に行ってよかった!という感想。これまで映画はストーリーとか映像の派手さ・美しさを主に見ていたけど、映画において音楽ってこんなに大切なんだと気づかされた。
 あと、モリコーネは自分が気に入らなかった案がなぜか採用される、と不思議がってたけど、これ多分クリエイターあるあるだと思ってる。

6.編集霊

 撮影したデータに映り込んだ幽霊は、編集でカットされると殺しにくる幽霊で…?!という最高な設定。1週間限定公開だったけど見に行けてよかった。斬新な設定と特殊メイクを楽しむ映画。

7.そして僕は途方に暮れる


 クズ男に対して母性を感じてしまう人におすすめの一作。もともと舞台だったものを映画にしたらしく、あんまり私の好みにがっちり合う!って感じではなかったけど、とにかく藤ヶ谷の横顔と鼻筋を堪能できるのでぜひ劇場で。

8.キラーカブトガニ

公開前から映画ファンの熱い眼差しをうけていた本作。タイトル通りカブトガニが人間たちをKillするんだけど、もうB級中のB級で、全然おもしろいけどなんせB級なんでランキングとしてはこの位置です。ちょっとつかれた日に気分転換に観たい感じかな。なんかもうすべてどうでもよくなるので(笑)

9.THE PINK CLOUD

ブラジルの映画なのか!まったりしたテンポ感で進む映画。
セックスしかやることないのか?っていう前半と、ヒステリックが加速する後半。正直コロナ禍を過ごしてきた私たちにはリアルな肌感覚を持って経験してきたことだったので、あまり新鮮な観点を得られず…。

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