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【ただの香りでは終わらせない!空間を演出するアロマ】~ビジネスモデル考察Vol.67~

■背景
嗅覚情報は視覚や聴覚よりも、好き嫌いの感情に直接的に結びつきやすい
⇒上手く利用する事でビジネスにも役に立つのではないか

■ターゲット
企業

■ビジネス詳細
・100%天然のアロマオイルを使用したフレグランス事業
⇒約140種の天然精油の取扱
・ストレス軽減、疲労抑制、仕事パフォーマンス向上に貢献
⇒天然香料だからこそ実現可能
・企業に合わせたオリジナルブレンドの香料を提供
・契約企業数は現時点で約150社

■ユーザーのメリデメ
▷メリット
・天然香料による薬理作用を得られる
⇒ストレス軽減、疲労抑制、仕事パフォーマンス向上など
・オリジナルブレンドにより、場所に合わせた特別な空間を演出できる
▷デメリット
・匂いに対する抵抗を持つ人がいる
⇒天然香料は人工的な物と違い、ほとんど不快に感じる人がいないのでさほど問題はない

■事業者メリデメ
▷メリット
・大手精油商社と業務提携をしているため、精油の価格コントロールがしやすい
・オリジナルのブレンドができるため、幅広い企業をターゲットとする事ができる
▷デメリット
・BtoCの市場は競合がたくさんいるため難しい

■今後の展開・課題
・サービスの認知度を上げていく
⇒ディフューザーの無料配布サービス
・利用データを蓄積し、ユーザーの体調などに合わせた最適な香りを提供する
⇒医療分野において感情の制御や認知症予防などに活用

■考察
・アロマ産業は3000億円以上の市場であり、現在も拡大傾向にある
・アロマの市場は今までBtoCの物がほとんどであり、企業向けの市場はまだまだ空きがある
⇒逆にBtoCの市場は既に競合がたくさんいるため、ビジネス展開に苦戦すると考えられる
・今までは人に対して印象を強めるために視覚と聴覚の2つの感覚に頼っていたが、当サービスは3つ目の嗅覚を使って実行している
⇒次は触覚を使ったビジネスが来るのかもしれない!
・利用データの蓄積は実現できれば面白い物が出来上がるのではないかと思われるが、その実現は技術面などから見ても現時点では相当ハードルが高いと考えられる

■企業
AUSCENT CLAN(株式会社リーモ・トロージェン)

▽参照:FUNDINNO

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