熱量の差は 壁でなく溝になる
こんばんは。
雑貨店員の話。
今日はお店を動かす人間として思うこと。
昨今のコロナによる混乱により
お客さんの少ない日々が
続いている。
とはいえ、20〜30人くらいは
買い物にきてくれているけど。
わたしは一応正社員だけど
販売員はわたし以外はアルバイトさん。
そんな中で、
私たちの仕事に興味を持ち共感してくれて
今一緒に仕事しているメンバーがいるのだけど
やはりそれぞれのモチベーションは
決して同じではない。
わたしは、
それでも構わない、というか、仕方ないことだと思っている。
販売職というのはきっと、そういうものだ。
だけど日々思うのは、
仕事に対する熱量をどれだけ持てるかで、
できる仕事は変わってくるということ。
当たり前の原理だけど、
やはり重要なのはそこだ。
生活のため、と思っていたら、それまでの経験になるし、何かを得ようとか、ここでいろんな経験をしよう、と思っていたら、自然とそういう気持ちを前提に仕事に向き合うようになる。
すると、できることにはどんどん磨きがかかり、できないことはできる人に教わったり任せたり、任せることでより自分のできることが増えたり、する。
熱量の差は、
相手との境界を作る「壁」ではなくて
相手との距離を作る「溝」になる。
壁は、
崩したり飛び越えたりしてみたら、
案外すぐ近くに相手がいたりする。
だけれど、溝は、
相手は見えているのに、
溝の幅の分だけ距離があり、
深さの分だけ埋めるのも大変だ。
なかなか相手に追いつかない。
わたしは、熱量の差があっても、
一緒に働く人とは、壁があっても溝は作りたくない。
自分の価値観と相手の価値観。
それぞれがあるから面白い。
そのことを忘れずに
明日も楽しんでいきたい。