イガリシノブという魔法使い
先日、美STという美容雑誌のインスタライブを見ました。
大好きなイガリシノブさんと認知心理学の教授がコラボするという、とても面白い企画でした。
イガリシノブさんは、情熱大陸やプロフェッショナルでも特集されるトップメイクアップアーティストの一人で、あのおフェロメイクの生みの親です。
数年前に流行した、ほてったようなチークが印象的なあのメイクは、化粧に関心がなくとも見覚えのあるひとが多いのではないでしょうか。
(流行がひとり歩きして、おかめのようなちょっとやり過ぎたメイクが、よくネタにされていました笑)
インスタやYouTubeなど、メディアへの露出が多くなったイガリさん。
あけっぴろげでくだけた言動や擬音をつかった話し方から、彼女を感覚派だと考えているひとも多いですが、それはちがいます。
理数系の左脳タイプ、イガリシノブのメイクはいつも、理論に基づきつくられているのです。
そんな彼女が推奨するテクニックには、脳をだます「錯視」が沢山取り入れられています。
雑誌や著書にも、ミュラー・リヤー錯視などの図や、錯覚を利用しよう!という言葉がよく登場します。
それを認知心理学の観点から裏付けすべく、解説してくださったのが今回コラボした森川和則教授。今発売中の誌面にも、お二人の話が詳しく掲載されています。
小顔見せや大きく魅える目のつくりかた、マスクをつかった美人見せなど、勉強になる話ばかりでした。
イガリさんが教えるメイクテクニックって、今までほかの雑誌やメディアでさんざん言われてきたテクニックとは、ちょっと異なる内容も多いんです。
でもそれってもしかしたら、求める「美」のかたちが違うからなのかも。
この顔だけが美しさの正解!この顔に少しでも近づけるように!と思ってメイクをするなら、従来のようなやり方がいいのかもしれない。
だけどイガリシノブが目指すのは、その人だけが持つ美しさをひきだすこと。
その人の長所をのばし、短所もカワイイに変えていく。
それが、彼女の行なうメイクアップの最大の魅力なんです。
誰かの美しさを羨むんじゃなくて、自分の中にあるはずの美しさを誇れるようになりたい。
そんな想いをどこまでも応援してくれて、一緒にがんばろうと、言葉だけじゃなく行動でも、めいっぱい示してくれる。
そういうひとだと知っているから、私たちファンは彼女に憧れ、慕うのです。
今日より明日、
明日よりさらに未来の自分に
もっともっと自信が持てる。
そんな魔法をかけてくれるイガリさんに、
愛を込めて!
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