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映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
先日、たまたま観たテレビで、この映画の話が出ていて、気になり、早速、プライムビデオで観ることに。
戦時中を描いた作品を、涙なしで観れるはずもなく、今回もラストシーンに近づくにつれ、涙腺がコントロール効かずで、号泣。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
・簡単なあらすじ
ストーリーは、お国のために、命を捧げることを名誉と思う志願特攻隊の青年との悲恋。
水上恒司演じる彰は、この先、共に生きられないことが明確な故に、福原遥演じる百合に対し、真っ直ぐに気持ちを伝えることが出来ない、胸が苦しくなる切なさ満点のストーリー。
一方、現代を生きる世界からきた百合は、「お国のためと、なぜ、若い青年が命を捧げなければいけないのか、そして、なぜそれが誇りと思えるのか。間違っている、自由に生きるべきだ。」と訴える。
・映画感想
まず、W主演の水上恒司さん、福原遥さんの絵面がとにかく美しい!!
それでいて、役柄の心の美しさが伝わる表現、演技で、観る側の心も洗われ、作品を観終わると、背筋がスンッと伸びる感覚に。
確かに、戦争を知らない私達は、劇中の百合と同じ意見だろう。
特に令和の世は、日本も「多様性」を良しとする世の中になり、平和な昭和生まれの私の目線で見ても、昭和や平成の時代よりも更に自由度が高い。
ただ、その自由度が良いのか、悪いのか、この映画を観ると、改めて考えさせられることも。
戦時中は、モノがないせいか、自由に生きれないせいか、生きていることが幸せのスタンダードで、欲深さはなく、良い意味で、単純な世界で、人々の心は、純粋だったのだろうなと。
それに比べ、私は、やっぱり欲深いな、と。やっぱりと思うのは子供の頃、よく父親に「欲深い」と言われていて、弟と比べると、自認する所もあったからだ。σ^_^;
戦後の貧しい時代に育ったうちの両親に「これが当たり前と思うな」「当たり前のことなんか一つもない」「当たり前と思うから間違う」と、子供の頃、色々なシーンで、強く繰り返し言われたことを改めて思い起こした。
戦争は、決して繰り返してはいけない。物資が豊かで、困ることがほぼない時代を生きている私達は、先人の方々のお陰で今があることを忘れてはいけない。
そんなことを改めて思うことが出来る映画、お勧めです。★★★★★
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