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日本の問題の根底にあるもの

元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が高校(今治明徳学園)の経営に乗り出す、という記事。

サッカーの試合で、『外国人は選手同士が戦い方を激論しているのに対し、日本人は監督の指示に従うのみで主体性がない』。原因は『物事に必ず1つの正解があると考える日本の教育』にある。これからの時代は、AIが得意な「正しい知識」や「論理思考」を教えるよりも、AIにはできない『主体性を持って自分なりに考えて挑戦することの大事さ』を教えたい。

記事の要約

終始、共感でしかない記事だった。
自分で考えることをしない指示待ち、自分の意見を持たない(持っていても発言できない)人が、日本には多く、海外にはほとんどいないのは、間違いなく学校教育の問題だと思う。

僕の思う学校教育の問題点

  1. 学校を出てすぐの、一般企業での社会人経験のない大人が教師をしている(日本の学校しか知らない人では変革を起こせない)。

  2. 全生徒が5科目全てを満遍なく伸ばすことを求められる(数学が得意な子も数学に集中できず、他の子と平準化されてしまう)。

  3. できる子もできない子も留年や飛び級することなく、一緒に進級する(授業のレベルが合っておらず時間の無駄)

  4. 教師→生徒への一方通行の授業(インプットのみの授業では主体性は育たない、英語が話せるようにも自分独自の意見が言えるようにもならない)

礼儀やマナー、協調性を育てられるという意味では良い面もあるとはいえ、学校が「みんなと同じことをやるのが正解」と教え続け、「自分独自の正解とは何か」を考える大切さを教えないから、
社会に出た瞬間に「他者との差別化」を求められても対応できない。
みんなと同じことしかできないから、給料は上がらない。

日本はいつまで「大企業に就職するための教育」を続けるのかな。
岡田監督の高校のような教育が受けられるなら、遠くても通わせたい親や通いたいと思う生徒は多いと思う。

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