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アラフォー子育て世代の僕が考える日本の社会問題(子育てのしにくさ、学校教育の非効率さ、本当の働き方改革とは、お金の使い道、など)についての考えを発信します。共感頂ける方、別視点を…
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#日経iThink

日本の問題の根底にあるもの

元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が高校(今治明徳学園)の経営に乗り出す、という記事。 終始、共感でしかない記事だった。 自分で考えることをしない指示待ち、自分の意見を持たない(持っていても発言できない)人が、日本には多く、海外にはほとんどいないのは、間違いなく学校教育の問題だと思う。 僕の思う学校教育の問題点 学校を出てすぐの、一般企業での社会人経験のない大人が教師をしている(日本の学校しか知らない人では変革を起こせない)。 全生徒が5科目全てを満遍なく伸ばすことを

その図書館でほんとに地域活性化できる?

全国に図書館が増加傾向で、年100万人超が訪れるテーマパーク級の集客力を誇ったり、貸出冊数を10年間で84%伸ばす図書館もあり、地域活性化に繋がっている、という記事。 僕も本が好きなので図書館はよく利用するし、 新しくてカフェのようなオシャレな図書館が増えて地域活性化につながるのは嬉しい。 実際、僕の隣町にも2年前の2021年に35億円かけて最新デザインの図書館が開館し、確かに利用頻度が増えた。 住民(利用者)の立場では嬉しい反面、 地域の財政的な(費用対効果という)視点

図解!マイナンバーカードを多少無理してでも進めるべき理由3つ

「息子からの電話」にすぐ数100万円を振り込める高齢者と、 働いても働いてもお金も時間もカツカツの現役世代。 今の日本は、 (いくら貯金があろうとも)収入がなければ貧困と見做され、 (いくら貯金がなくとも)収入があるならしっかり課税対象。 現役世代は仕事や家事育児に忙しく、この制度の不平等さに気づくことも、 また気づいたとしても選挙に行って制度を変えようという気力もなく、 隠れ富裕層への優遇措置は続いていきます。 (もちろん、救済が必要な高齢者もいます。収入の有無だけで判

耳が痛いけど、たぶん真実な話

日本の人口が80万人減った、という記事。 80万人というとそこそこ大都市の人口だけど、 そんな都市が丸々1つ無くなったってこと。 (福井県や佐賀県の人口が大体80万人ぐらいみたいです) 日本の全人口1億2000万人の中の比率でいうと0.7%ぐらいだから、 このペースでこの先10年間人口が減り続けたとすると、 10年で7%人口が減る(実際はもっと減るだろうけど)。 人口=市場規模とも言えるので、 日本市場だけを相手にしている会社は、 このままだと10年後に売上が7%下がる。

便利≠幸せ

ベテラン銀行員でも数十分かかる住宅ローン審査の融資判断を、AIが1秒未満で行うように、という記事。 非常に便利で生産性も高く、このまま人の仕事の多くがAIへ置換されていくのだろう。 この流れはおそらく止まらない。が、 これまでは、 銀行の営業マンが、融資を必要とする中小企業を足で訪問して周り、 各企業の経営者とのコミュニケーションの中から、 (財務諸表上には載ってこない)経営者の人柄、彼らが持つアツい想いや夢などに魅了されながら、 融資の判断をしてきた。 AIが判断する

車業界の次の「戦場」

車業界も苦しそう。 性能は上がってるんだろうけど、 いつの間にか軽自動車も乗用車と変わらない価格設定になってる。 若者の車離れが進み、減る販売台数を補うため、 高品質なシートやスピーカーなど、車に付随する機能の性能を上げることで 1台当たりの単価を上げ、 売上維持を目指してきたんだろう。 個人的な感覚としては、 車を4~5人乗りの用途で乗る場面は極めて少なく、 大半は1~2人乗りで乗ることが多いので、 2人乗りの車を低価格で売り出せば大きな需要が見込めると思うが、 どの