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便利≠幸せ

ベテラン銀行員でも数十分かかる住宅ローン審査の融資判断を、AIが1秒未満で行うように、という記事。

非常に便利で生産性も高く、このまま人の仕事の多くがAIへ置換されていくのだろう。
この流れはおそらく止まらない。が、

これまでは、
銀行の営業マンが、融資を必要とする中小企業を足で訪問して周り、
各企業の経営者とのコミュニケーションの中から、
(財務諸表上には載ってこない)経営者の人柄、彼らが持つアツい想いや夢などに魅了されながら、
融資の判断をしてきた。

AIが判断するのはとても便利な一方で、心配なのは
ますます人と人との繋がりが薄く、世の中から「人情味」がなくなり、
数字だけで判断される単調な世界になってしまわないか
、ということ。

「便利=幸せ」とは限らない。
AIに任せる仕事と、
人がやるべき仕事の境界線について、
僕ら自身がよく考え、試行錯誤していくしかないと思う。

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