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本屋でホットのカフェラテを。

よく晴れた日の昼下がり、私は本屋の中にある、喫茶店を訪れた。

おとなしそうなお姉さんがいれてくれるカフェラテ。
ミルクがたっぷり入ったカフェラテは、
コーヒーの苦味も消え、
今までの自分が全肯定されるような、
温かい何かで自分が包み込まれるような、
慈悲深い味がした。

そのカフェラテを飲みながら、
何も考えずボーッとし、ときどき本のページをめくる。

喫茶店の窓の外には観葉植物が植えられている。その緑と青空を交互に見ながら、フーーーっと深く息を吐く。

なんだか、心が洗われている気分だ。

日々、都会の中で揉みくちゃにされても、こういう隠れ家が私を救ってくれる。

もう一度息を深く吐いて、私は席を立った。

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