4回目投与後の週末→坊主からのスキンヘッド、末梢神経障害、老猫の糖尿病治療ナド
今週末は3連休。来週末も。3連休2連チャン。
抗がん剤の投与は毎週水曜、
その翌日の木曜朝は、客先へ直行した。
結局、明るい髪色のウィッグではなく、
不自然に毛量が減っている頭を隠すために
黒のケア帽子をかぶって行ったのだった。
ITだけどコンサルフェイズだし
皆さん優秀でお行儀が良いせいか
全員まったく見事なスルーだったけど、
逆にそれが違和感倍増の要因になっていた気もする。
(文句ではない)
金曜は在宅。
その日は飼い猫の調子があまりにも悪そうだったので、仕事終わって夜になってから
猫の主治医に状況をメールした。
翌朝9:30に その病院に行く予定だったけど、
メールの返信にあったとおり別の救急病院に連れて行った。
もしケトアシドーシスだったら一刻も早い処置が必要だしね。
血糖値はやっぱり高かったけどケトアシドーシスまでではないとの診断をもらい、ひと安心。
予定通り、ねこの病院に連れて行き、そのまま預かり(入院)になった。
土曜の朝。
残しておいてもウザいだけの頭髪をホームバリカンで坊主にした。やった!
こんなチャンスでもなけりゃ坊主にする勇気も必要もなかったし、これはこれでちょっとワクワクする。
男性の坊主は社会的にギリ成り立ってるかもしれないけど、女性の坊主は相当レアだよ。
男女同権を目指すアタクシとしてはそのあたりの考えも深めておきたい。
どっちにしろ(ヅラかぶるにしても)、地毛がない方が便利だし。
仮に、ヅラも帽子も自分から周りへの気遣いだとするならば、逆に、病気である私のことを気遣って、坊主の女がふつうに生活したら何らか支障が出るのか?とか、この際少しは考えてみてほしいんだよね。なんて。
自分の場合、後頭部やっぱり絶壁だし、顔の(も)肉付きがいいのもあって、残念ながらオサレでもカッコよくもなく、坊主のままで生活するのは憚られるぅ~
というのは、また別の話。
夕方から、バンド練習。
ロックっぽさあるヅラをかぶって行った。
坊主で行くほうがよっぽどロックだがな。
その夜は、ねこの病院に家族で向かい、主治医の丁寧な説明を聞き、猫は病院に一泊させることに。
日曜日。
抗がん剤の影響で、このところ胃腸の働きがイマイチなせいで空腹感を感じることが少なかったのだけれど
日曜の朝は珍しく空腹感あって。
前から一度行ってみたかったロイヤルホストのモーニングビュッフェに行った。
空腹感というのも意外と大事だし、誰かも言ってたけど、口からものを食べるということ自体が大事なんだろう。「生きる」「生きている」に直結する日常的な行為、感覚として。
ロイヤルホストはさすがだった。ジャワカレーが美味しくておかわりしたし、パラダイスティーが好きな分だけ飲めるのもうれしい。約2千円、家族の誕生月だと20%オフクーポンが使える。
11時から耳のピアス穴あけ(前もあいてたけどやり直し)、
12時から友人のライブに行くつもりだったがケチがついて予定変更となる。どうにもこうにも後味が悪いので、腹いせにメガネを新調することに(違。
帽子をかぶるなら、ある意味メガネはセットでしょ?ただ、帽子もメガネも初心者なんで、ステレオタイプに陥るのはヤムナシ。
昼のライブに行けなくなったので
夜のイベントで持ち直そうと、
立川A.A.Company へ Fender ローズ vintage を聞きに行くか、
下北沢CLUB251(シゲッツナイト)に行くか、
いくつか選択肢はあったのだが、
昼の3時に用事が終わってしまい、ここでいったんうちに帰ったらもう出たくなくなるのは火を見るより明らか。
で、案の定そうなった。
病院にあずけていた(入院していた)猫は、
私が用事で外出しているあいだに
家人にお迎えに行ってもらい退院していたので
夜は出かけず、いっぱい甘えさせてあげよう、のみならず甘えさせてもらおう。
実はこの日、末梢神経障害的な足の裏からのしびれをずっと感じており、気分的に落ち込むというか、イライラするというか、気づかないフリができずに焦るというか、あまりよい気分ではなかったのは確かね。
これがずっと続いて、じわじわと、さらにしびれるようになる近い将来のことを考えたくなかった。
目をそらしていたかった。
ほかのことで気を紛らわせていたかった。
夜は自宅で録りためた中から 京都アニメーション作品「聲の形」を鑑賞。なかなか見応えあって良い作品だった。
月曜・祝日、敬老の日。
朝、猫を病院へ連れて行く。
消炎剤入りの生理食塩水を点滴してもらい、その日は帰宅。
昼、家族でスシローへ。
午後、母のところへ顔を出す。
夕方、下北沢ニュー風知空知へ。
moonriders というか、The SUZUKI Special という名の鈴木兄弟+夏秋さんのユニット。
ニュー風知空知は本当に音が素晴らしく、
まず、この環境でライブを体験できることに感動。
少々大げさかも知れないけど、生きててよかったと思える。
ムーンライダーズ(バンド)のライブとはまったく違い、純度が高くて緊張感のある演奏、歌、選曲。
最高だ。行ってよかった。
帰りみち、ラーメンが食べたくて
新宿ミロード7F の MENSHO SanFrancisco に行った。これまた感動の美味しさで、上出来の週末だった。
夜、家人の電気ひげ剃りを拝借し、アタマを剃る。
坊主頭からのスキンヘッドだな。
剃ったほうが、手触りも見た目もいい。
しかし、マメな手入れが必要だろう。
ひとりだと後ろが見えないので、手で触って剃り残しを確かめるしかない。誰かに見てもらえるときに限られると不便。三面鏡での確認も慣れるかも知れないけど、それはいつ。
末梢神経障害について。
日曜を過ぎたらしびれが軽くなり、ほとんど感じないくらいまで治まってきたので、ひとまず心の安寧を得た。手はしびれていない。足だけ。特に足の裏。
次の水曜、主治医に言おう。
Webで検索すると、有効な治療法がないという意味の記述をよく見かけるけど、本当か。
仮に、しびれがひどくなってきたら、投与している抗がん剤を減らすなどの対応をすることになるのか?
その対応の判断基準はどこか?
対象の抗がん剤はどれか?
だいたいさぁ、"しびれ" 自体が患者側の主観でしかないなら、大げさに言うか我慢するかで医療側の対処が変わっちゃうけど、そんなもんなん?
個人的には、そんな感じじゃなく
明快な(論理的で科学的な)回答を期待しているよ。
さぁ、今週も始まった。乗りきってこ。