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【一般曹候補生】後期教育の思い出⑥

 3か月の前期教育も無事に終了し、同期との別れがあった。最初は本当に長いと思っていた3か月だったが、終わってしまえばあっという間だった気がする。そして、後期教育へと進み、衛生科としての本格的な学びが始まった。〇〇〇駐屯地へ移動し、衛生救護の学習を受けることになった。

 後期教育では、とにかく勉強が多かった。朝から晩まで座学が続き、テストも頻繁にあった。

具体的には、
①人体の構造
②傷害
③看護 など

この学習が中心だったと記憶している。特に包帯法については、実技も含めて何度も繰り返し訓練した。実際に傷病者を想定した処置を行うのは緊張したが、しっかり覚えないと現場で役に立たないので必死だった。

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自衛隊に関する体験記を追加していく予定です。

自衛隊で体験したことを綴ったストーリーです。

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