帯状疱疹にかかりまして。
まず初めに、
「かゆい 痛い (体の部位名)」でGoogle検索してここにたどり着いた皆様へ。
それ、帯状疱疹かもしれないです!
今すぐに、できれば24時間以内に病院で診察を受けてください!!
治療は早ければ早いほど良い(逆に言うと手遅れになる可能性もある)ので!
煽ってるわけじゃないです。本当です。
年齢にかかわらずそれっぽい症状がある人は絶対に診察を受けたほうがいいです。
帯状疱疹とは何ぞや、ということでざっくり説明すると、
・体内に潜んでいる水ぼうそうウイルスが引き起こす病気
・かゆみ+痛みのある疱疹が体の片側に現れる
・後遺症が残るかも
…こんな感じです。超ざっくり。
詳しくは、私もお世話になったこちら (そのまんまなリンク) をどうぞ。
50歳過ぎたら注意…って書いてありますが私現在20代でございます。
皆さんご注意を。
ここからは、病院の待合室で暇つぶしのため、もしくは帯状疱疹になるとどうなるの?という方のために私の実体験を書いていこうと思います。
名付けて、私の帯状疱疹ヒストリー。
1月13日(日)
腰のあたりがかゆいな~と思い始める。かくと少しピリピリするなぁという感じ。
とりあえずメモ(おなじみの塗り薬)を塗って就寝。
1月14日(月)
かゆみ収まらず。ホコリ?まさかのダニ?ってことでパジャマとシーツを洗濯してもらう。
かゆみを理由にして色々さぼりがちになる。
1月15日(火)
さすがにヤバいと思い、「かゆみ 腰 痛い」と検索し始める。
親にメモを塗っていることを突っ込まれ、事情を話すと
「帯状疱疹じゃないだろうねぇ」と顔色を変えるも
「ストレスが原因って…私今ストレスないよ?」と返せば
「だよね!あんたすぐ痛がるから、帯状疱疹の人に失礼だわ」と流される。
(この時点でフラグ)
調べた皮膚科が火曜日定休だったので、翌日電話しようと決める。
1月16日(水)
午前中インフルエンザの予防接種を受け(今更)、午後は大学の授業に出る。
授業後電話予約を入れ、「今から来ますか?」と言われて戸惑うも翌日の午前中に予約を入れる。
1月17日(木)
ドキドキの診察。カルテを書いて席につき、軽く症状を答えると
「帯状疱疹って聞いたことありますか?」と速攻で質問が飛んでくる。
「いや調べたら出てきましたけど…。」
そこから実際に皮膚の様子を診てもらって(女の人だったので安心した)、ウイルスの薬を出してもらう。
うーわまさかの…と思いながら薬局に向かうと
「いつから症状が出ましたか?」と聞かれ、
「うーんだいたい5、6日前ですかねぇ…。」と答えると
「え、これ発症から5日以内じゃないと効かないんだけど。もしだめだったら薬変えなきゃ…」と言われてビビる。その日は処方された量をきっちり飲んで就寝。
この日から痛みが出始める。突き刺さるような痛みとか、打撲の痛みとは違うじわじわとした痛みが続き、「これ後遺症として一生痛いのかな…辛いな…」とメンタルがやられる。服で擦れると痛いので、歩いても痛い、座っても痛い、神経も痛い。人生に絶望する。
1月18日(金)
前日の薬剤師さんの言葉がやけに不安をあおり、病院アゲイン。「タイミングとしては遅いけど、症状とかと合わせて考えると問題ないですよ~。薬剤師さんはデータしか見ないから…」と言われてなんとなく安心。痛み止めと塗り薬を追加で処方してもらう。
痛み止めを飲んだら少し痛みが治まる。
1月19日(土)
このタイミングでゼミ合宿。ひたすらプレゼンののち深夜まで飲み会。
日付が変わって数時間後に就寝。
1月20日(日)
昼過ぎから全身に発疹が出る。腕のみならず、首から耳の裏までびっしり。後輩のプレゼン中に「発疹 全身 かゆい」でググり、薬疹の可能性を感じて夜は痛み止めをスキップ。
1月21日(月)
発疹のせいで顔が絶望的にパンパンになる。もうひどすぎてとても外に出られる状況ではなかったが、もともと眼科を予約していたこともあり仕方なく外に出る。帰りに皮膚科に行くとやはり薬疹を疑われ、痛み止めを変えるも発疹への施しはなし。この顔で誰かに会うのは絶対に嫌だったので直帰。
1月22日(火)
発疹収まらずかゆみも相変わらず。しかし帯状疱疹の痛みが治まってきたことに一抹の希望を感じる。「(かゆみの原因になった)薬の成分を外に出すために水をたくさん飲んでください」と言われたので、意識的に水を摂っていた。
1月23日(水)
見た目は治まってきたものの相変わらず全身がかゆい。かゆみに耐えながら授業を受ける。帯状疱疹の薬が切れたので、また病院に行かねばとなる。
1月24日(木)
皮膚科アゲイン。状況を話すと、「帯状疱疹は治まってきたので発疹の治療に移りましょう」となり、かゆみ止めの飲み薬と塗り薬を処方される。
(帯状疱疹のウイルスのせいで体のバランスが崩れたゆえの発疹ではないかと言われました)
とにかく全身が発疹だらけだったので、処方された塗り薬が足りなくなるんじゃないかと不安を抱えたまま帰宅。風呂上がりに薬を全身に(耳の中まで)塗りたくる。
1月25日(金)
薬が効いたのか、久しぶりにかゆみのない穏やかな朝を迎える。その後もかゆみが気になるときはあったものの、全身をかきむしるほどではない。体が回復に向かっていることを感じる。
…いかがでしょうか。
痛みに関しては「もう死ぬほど痛い!」というほどのものではないですが、断続的に続くのできついときは本当にきついです。
一番つらかったのは、原因が分からなかったこと。ストレスが原因とは言われてたのですが、なんで今…?みたいな。半年前の方が色々あって大変だったし、その前の就職活動中の方がメンタルはつらかったし、今そんな帯状疱疹できるほどストレスあるか…?って(だからこそ病院行くのが遅れたわけだけれども)。
痛いしかゆいし辛いし、帯状疱疹そのものがストレスになるので、心当たりがあったら今すぐ病院にダッシュ!ぐらいの勢いで気を付けましょう。治療は急げ。
結論としては、
20代でも心当たりがなくても帯状疱疹は起きます!
日ごろからバランスの良い食事と睡眠を心がけてストレスはためないように気を付けましょう!!
少しでも疑わしいことがあれば病院に直行しましょう!
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