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ペンタックス、リコーの噂の新しい一眼レフはこんなの希望

ペンタックス、リコーの新しいフイルム、カメラ宣言がオンラインであっちこっちで話題沸騰である。

ペンタックスの一眼レフで200,000円位でデザインがよければ欲しいと言う声も聞こえてくる。

それでこのプロジェクトの成功かどうかは別問題として、私はこんなカメラが欲しいと言うのを箇条書きにしてみた。

1
オートフォーカスにしてはいけない。ペンタックスのオートフォーカス一眼レフは産業廃棄物であって、中古でも値段がつかない。

2
Automaticな露出のコントロールにしてはいけない。

3
デジカメのような軽々しい、フイルムカメラの重さではいけない。

4
フィルムカメラを使うと言うライフスタイルがデザインに強く反映されているカメラを希望。

5
現行のペンタックスのロゴタイプにしてはいけない。1950年代後半のオリジナルのロゴタイプが希望。

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フィルムペンタックスの私が希望するポイントは大体こんなものだが、最大の問題は2022年の現代に、かつてのフイルムカメラを作るような伝統テクニックがもう残されていないことだ。

10年位前だったか、富士フイルムがミドルフォーマットのカメラを出して、私が失望したのは、その背後にフイルムを使っていると言うライフスタイルが反映されていなかったからだ。

別の言い方をすれば、往年の日本の伝統芸能としてのフイルムカメラの重さとか密度と言うものが今では再現不可能である。

25年ほど前だったか、コンタックスが新型カメラコンタックスS2を出したときに、最大の問題点はそのチタン外相の技術者さんが既にいなくなっていたことだった。

カメラは、アイディアではいくらでも作れるけれども、実際にその製造可能なプロセスと言うものがアウトになっている率が非常に高いのだ。

ペンタックスフィルムカメラは2023年の素晴らしい初夢として取っておきたいが、現実としては、私の理想のペンタックスはこういうカメラである。

一昔前にガラクタ屋さんでカメラ本体1000円。レンズは800円だった。そういうところにフイルムペンタックスの夢が宿るのである。

仮に、200,000円の予算があるのなら、歴代ペンタックスの良いところを全部中古ペンタックスで買えるのである。まぁ世の中にはどうしても新品でなければいけないと言うペンタックスファンもいますけど、、、、

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