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カメラノートスペシャル12月第一弾 9 谷川俊太郎さんのリコーフレックス

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リコーフレックスの輸出用バージョンは桐の箱に入れて販売されたらしい。リコーGR-コンパクトカメラの手伝いをしたときに私はリコーに桐の箱に入れて販売したらどうかと提案をした。実際に浅草のお店に桐の箱の値段を調べてみたらそんなに高いものではなかった。
リコーフレックスを桐の箱に入れて販売したと言うのをその当時の事情を知っているリコーカンパニーの歴史に詳しい人に聞いたら、これは結構初期の時代のリコーフレックスが桐の箱に入ってアメリカに輸出されたらしい。なかなか高級感があっていいアイディアだと思うので、リコーGRが出るときにそのアイディアを私から履行に進言したのであるが、残念ながら採用されなかった。

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