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ポールストランドが撮影したクラシックな白いフェンス

20世紀の最も偉大な写真芸術運動写真分離派のメンバーの1人である、ポールストランドを発見したのはアルフレッドスティグリッツである。
彼の代表作はいろいろあるけれど初期の作品で1番有名なのは、アメリカ中そこらにある白い木製のフェンスを正面から撮った作品である。
白いフェンスと言うのはアメリカの原風景だね。

白いフェンスと言うのはどうもアメリカに独特なもののようで緑の芝生があって一戸建ての家があって道路と区別しているそのために白いフェンスが作られている。

ヨーロッパではよほどのカントリーに行かない限り集合住宅であるからこのような白いフェンスを見る事は無い。白いフェンスで私が1番思い出すのは古い友人の東京カメラクラブ会長の田村が19歳の時に撮影した横浜の米軍基地の白いフェンスである。

私が非常に記憶している2つの風景としての白いフェンスの作品と言うのはつまりポールストランドと古い友人の田村の2つの作品と言うわけだ。

古い友人田村はニコンS3にニッコール2.8センチをつけてしかも赤外線フィルムでアメリカ軍のフェンスを撮影しているのだ。
その白い柵の永遠性というのが何かすごい感じで好きな作品なのである。

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