2005年の下神明の駅のことが書いてある
田中長徳ボス著 デジカメ風雲帖 第45巻
エプソンR-D1で東京城南の「迷宮」に潜行する。
(デジタルカメラ・マガジン
2005.12月号 206-207ページ)
新幹線が多摩川を渡るちょっと前に、東京から行くと、左手にまるでシンプルさを絵に描いたような、小さな駅上を新幹線は斜めに交差して通過する。
私は以前からその駅に立って、いま、自分が現にそこを通過しているこの新幹線を眺めて、ホームの上から新幹線を写真に撮影したいと思っていた。
つまり彼我の位相を逆転させて見たいという視神経の欲求があった。・・・
富士山から城南デルタ&地帯の無名駅に撮影のモチーフの興味が移行したのは、我ながら心境の変化である。・・・
そこに「のぞみ」の流れるような流線型の長い、長い車体がすべるように右から左にゆっくりと過ぎていった。
それをすかさず、エプソンR-D1で連写した。
ボスには珍しい鉄道写真。
これでこの車両が最後尾であることがわかった。
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