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カメラノート号外。夢の話は書かないことにしているがこれは例外。出雲通信第6号の床屋さんに東松照明さんが登場した夢

出雲通信第6号の表紙がTambaと言う古い床屋さんで、説明によればのみかわさんはおうちの近くだけどここには行ったことがないそうだ。私の方では私の生まれたところに関係のある千葉県銚子市の町外れにTanbo食堂というのがあってそれを銚子市に行った時は撮影に行くので、一文字違いではあるが出雲の床屋さんの屋号に近親感覚を感じていた。

それでこの床屋さんのファサードが今朝の夢に出たのである。そのエントランスに東松さんがカメラを持って立っていて、私は東松さんを撮影中なのである。夢の中の床屋さんは一戸建てではなくてシンガポールのチャイナタウンみたいな重厚なネオクラシックの5階建てである。

何か重要なアサインメントで東松さんを撮影している私である。1976年にヨーロッパを巡回した現代日本写真家展示会で私が29歳のときにその準備でファーイーストに行ったのである。東町3のカタログとポスターの使う顔写真がないので撮影に苦労した。その時使ったのはライカM2に頭マロン35ミリで期限切れの映画用モノクロフィルムだった。

そういう昔の記憶と出雲通信の記憶がダブルエクスポージャーになって登場するのが夢の面白さだ。ついでに書いておくと小池さんの奥様は自分を出雲通信編集長と名乗っているが、私の知っている編集長は文学雑誌の編集長とかカメラ雑誌の編集長は知っているが出雲通信のようなマイナー出版物で編集長を名乗るのは実に正しいことであると思う。

阿部ぴょんの1億人の全てが生きがいと言うのはインチキっぽいが、ミニコミの出版社のトップはちゃんと編集長を名乗るべきだと思う。

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