カメラノートスペシャル1月第一弾 4 田中長徳直伝2025年のカメラ選び
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最も初期のデジタルカメラ、つまり30年前はその画素数が80,000画素とか100,000画素であった。当時の富士フイルムの型番も忘れてしまったカメラが750,000画素であって、これはプロ用であるとみなされていたので、私もプロの端くれだから750,000画素のデジカメを使っていたのである。そしてその当時に私がデジタルカメラマガジンに書いたことであるが、35ミリフイルムカメラのシャープネスと同じ情報量を得るためには、少なくとも3,000,000画素を持ったデジタルカメラが登場すれば理想である。と書いていたのである。ところが、あっという間に3,000,000画素はクリアされて、瞬く間に10,000,000画素になってさらにそれが10倍になってそれでいてありがたいことかと言うと、別にこれは無駄なことなのである。
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