いそがしい果物部🐥2/14🐥
1970年代のwinにいた頃に私が興味を持っていたモチーフと言うのは果物屋さんのエントランスに描かれたガラスのイラストであった。手書きのペンキのイラストなのであるがこれが非常にリアリティーがあって良い。おそらくその伝統と言うのはウィーンの歴史美術博物館に展示されているマネーリズムの絵画にその本を発するのではないかと思われる。それでコダクロームをライカに入れて winの街中そういう果物屋さんのガラスのイラストを探して歩いたことがあった。このガラスの絵画は非常にリアリティーがある。それに対して1980年に日本に戻ってきてから私の興味を引いたのは同じく果物屋さんや八百屋さんのイラストなのであるがそれをデザイン的にパタン化したものなのである。この店は日本堤の方からあの変な風に道幅が広い通りを西日を背にしながら歩いて行ってその突き当たりのマンモス校番になるのだがその中途半端に広い道の左側に存在する。
ここから先は
730字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?