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1 コンポラ写真と言うのは撮影距離を取ることだと思っていたけど、1973年の5月にウィーンを撮影したこのショットは友人スミスの真似ではない
2 路面電車の中でバラの花を持って眠るおじいさん。かなり難解な構図だからこれを買う人はいないだろうと思っていたらちゃんとコレクターが買ってくれた
3 ウィーンとライカの日々でいきなりガラス窓を手にして私の前を横切って行くおじさんを撮影した。写真の構図と言うのは偶然がもたらしてくれる
4 ウィーンの蚤の市で連続して撮影しながら馬車を撮影しようと思ったらその前に立ちはだかった女の人
5 ウィーンの象徴シュテファン大聖堂を21ミリ広角レンズでアングルを上に向けて。わかりやすいけど退屈な構図だなこれ
6 撮影はやはりプライムレンズに限る。ズームレンズはいけませんね
7 毎日見ていたウィーンの風景。50ミリで普通に撮ると言うところが撮影から40年達つとじんわりきいてくるんだ。キエフに50ミリで教わったこと
8 写真の構図なんて考えたこともない。視神経を自由にしてフラフラ歩いていると向こうから写真の構図が飛び込んでくる。
9 写真の構図をやや傾けるとそこに地球の重力の地軸のズレが感じられる。東松さんから教わった
10 50年前のカメラ雑誌の写真コンテストの評論と言うのはあと1センチ切るともっと作品が良くなるだと。でも巨匠ウォーカーエバンスはまさにそういうクロッピングをやっていたんだ。
11 写真の構図は自由で良い。こう言ってしまうと自己矛盾に陥ってしまうからやはり写真の構図は考えた方が良いと言う結論になる