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アメリカ国会図書館のコレクションに収蔵されているウォーカーエバンスの作品は全部で845ある。細かく見ていくとなかなか面白い。ただ問題なのはスキャンの精度が全体的に白っぽいのであってエバンス先輩の作品をちゃんと見れないから私がここにアップしたのはほぼオリジナルプリントで見たのと同じ明るさに調整してある。
オリンパス35と言えばライカの1番最初のモデルをぎゅっと縮めたようなシンプルなスタイルのNobで巻き上げるカメラをずっと使っていた。東京ニコン日記でもこのシンプルな35ミリカメラを使っていたのでそれで懐かしくなって最近また二台ほど買い足ししたのである。40日間のコロナ関係の休業から再スタートしたガラクタ屋さんに久しぶりに行ったら品物が充満していたのは嬉しかった。そこで手に入れた数台のカメラの1台がこれである。
今はほとんど活動をしていない私の大好きなメーカーオリンパスである。世界で最初にマイクロフォーサーズを出したメーカーでよく勘違いされるのはパナソニックが世界初と言われているがそうではない。
クジラの思い出何かありますか? と言う質問が来ると思っていたので事前に用意していたが我々の幼年時代の学校給食と言うのはメインの食材が鯨の肉であった。結構ぜいたくな思いをしたと言う印象がある。というのも今の日本の食糧政策はへんてこりんになっていて食料がなくなって街に出てきた熊さんとか猪さんを家殺してそれを缶詰にして高い値段でガラクタ屋さんのにだいめに売ったり、実際にこの人はこの間高い熊の肉と鹿の肉の缶詰を買ってきたそうである。
すでに8世紀このヒマラヤ杉の冒険のパン屋さんの三角地帯を行ったり来たりして写真を撮ったりしていたのであるが、実際にお店の人と話したのは今回が初めて出会った。大体前回訪問したのが9年前なのである。いきなり入ってこんにちは報道関係のものですがお話を聞かせてくださいと言うのは馬鹿である。
足かけ4年やっているブラパチワークショップであるがあまりいい加減なこともできないので必ずロケハンをして場所を確認するようにしている。ところが6月13日に行った谷中のヒマラヤ杉の冒険のロケハンは久しぶりに行ったので方向を間違えてしまってメトロの駅から10分で行けるところを45分かかってしまった。
ブラパチワークショップの途中気になったシーン。傘を差した美人の女子が真剣に何かを品定めしているなとおもったら可愛いゴミ箱だった。まず安八家に関して説明をしておかなければならない。音声変換が変なのでローマ字で書いておくとAmpachiyaである。東京の東池袋とかここ谷中とか巣鴨とかどちらかと言うと言うと東京の黄昏方面でチェーン店を作っていると言うところがこのお店の非常にクールなところである。
ギャラリーバウハウスで12人の写真家によるパノラマ写真展が7月末まで開催されている。ほとんどが横位置のパノラミックな画面であるが私だけ縦1のパノラマ画面と言うのを展示している。パノラマカメラと言う存在は実は19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて流行したものであった。不思議なのはその当時非常に大衆的なカメラであったのにカメラそのものはクラシックカメラの店などでたまに見かける事はあるが、それで撮影した写真というのがほとんど廃棄されてしまったのであろうか?市場で見る事は稀である
^_^初期のデジタルカメラのデザインがカッコ良い。デジタルカメラの新製品発表会に行くのをやめて20年近くになる。何がつまらないかと言うと真っ暗な部屋でグラフとかスローガンとかしょうもないPowerPointを見せられるからである。会場に来る若手のエディターさんにしても暗いところに来るのでほっとしてみんな眠っているのである。それともう一つ残念なのはそれぞれのカメラメーカーの広報さんが話をすることに慣れてないのでこちらが見ていて心配になるような感じなのである。
ロバートフランク先輩の仕事を尊敬して50年以上彼のカメラワークを研究しているわけである。ロバートフランクの代表作の中にフィルムのパーフォレーションが画面の中に写っているやつがあってそれを英語で何と言うのか分からないので大昔数寄屋橋のフジフォトサロンで個展をやっていた時に写真に興味のある会場に来た英語のネイティブスピーカーにこれは何と言うのですかと聞いたら彼はしばらく考えてからまず
ライブリーオブコングレスが保存しているウォーカーエバンスの農業保全局の写真の記録は850点ほどある。これがパブリックドメインであって自由に見ることができるのはありがたい。40年前にニューヨーク近代美術館に1年間写真の研究に行った時は全く違う状態であって全部カードでコレクションを検索していたから見落としもあるし逆に偶然の広いものもあった。
25年位前のことになるが中古カメラ市を銀座や新宿でやっていた時はカメラジャーナルと言う雑誌でそれに合わせて単行本を出していた。1種の群衆心理であってそういう本でサイン会をやるとお客さんがたくさん来てくれるのである。
若い頃オーストリアウィーンに長年住んでいたわけだがその頃の家人とのジョークで、ここは赤羽ではない!というのがあって大笑いしたものである。これがなぜ笑いのネタにあるなるのかとは言うのはあまりにも複雑すぎてちょっと説明ができないのであるが要するにヨーロッパの歴史的に洗練された街とそれに対する極東の計画性など全くない街の対比を面白がっていたのだ。
ウォーカーエバンスの仕事をいろいろ調べていたらちょうどそのチャンスにウィーンのオークションにエバンス先輩が最後に使った3台のローライフレックスが登場した。スタートプライスが20,000ユーロでエスティメートプライスが50,000ユーロ。そしてライカショップのβが20%ほどコミッションを取るのである。いい商売だね。