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ノートスペシャル1月第2弾 スターフォトグラファーを分析する

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今回の田中長徳のカメラノートスペシャルでは、スターフォトグラファーが過去のものになってしまったと言う実像を検証してみる。
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記事一覧

カメラノートスペシャル1月第二弾 1 スターフォトグラファーの時代を分析する

1 Percentフォトグラファーなら篠山立木と言われた。70年代

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カメラノートスペシャル1月第二弾 2 スターフォトグラファーの時代を分析する

2 ヘルムートニュートンはスターフォトグラファーだが、ロバートフランクはスターフォトグラファーではない。その違い

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カメラノートスペシャル1月第二弾 3 スターフォトグラファーの時代を分析する

3 私も外国の写真展のカタログで、^_^ 1度だけスターフォトグラファーと書かれたことがある。

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カメラノートスペシャル1月第二弾 4 スターフォトグラファーの時代を分析する

4 50年前のスターフォトグラファーを観察したときの私の印象。まず六本木だね。1976年の夏にヨーロッパの日本写真家展示会の準備で六本木で篠山紀信さんのオフィスにお邪魔した。六本木スタジオの建物の1部であったのか?それともその隣であったのか知らないけれども、篠山は36歳でリオのカーニバルを撮影した立派な写真集でデビューしたのだが、その巻末に篠山紀信、36歳、極めて健康等と書いている。

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カメラノートスペシャル7月第二弾 5 スターフォトグラファーを分析する

5 古い付き合いの田村Shoei等は、スターフォトグラファーに肉薄いたスターだった。

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カメラノートスペシャル1月第二弾 6 スターフォトグラファーを分析する

スターフォトグラファーにはなれない時代だけれど星屑フォトグラファーなら誰でもなれると言う複雑な時代にわれわれは到達しているのである。

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カメラノートスペシャル1月第二弾 7 スターフォトグラファーを分析する

7 私が日大写真家を卒業した頃は、写真家のカテゴリーと言うのは婦人科と社会科しかなかった。ようやくコマーシャルフォトが台頭してきた時代。

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カメラノートスペシャル1月第一弾 8 スターフォトグラファーを分析する

8 カメラ時代の津田新一が提唱したシリアスフォトグラファーを分析する 、 私が写真家としてのキャラクターをスタートさせたのは、50年以上前に麹町にあった写真。同人社が出版したカメラ時代だった。1967年に1年だけ発行されて、それでおしまいになった。非常にシリアスなカメラ雑誌である。

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カメラノートスペシャル1月第一弾 9 スターフォトグラファーを分析する

9 1970年代のスターフォトグラファーと言えば稲越功一

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カメラノートスペシャル1月第二弾 10 スターフォトグラファーを分析する

10 スターフォトグラファーの終わりがデジカメによってもたらされた

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カメラノートスペシャル1月第二弾 11 スターフォトグラファーを分析する

11 スターフォトグラファーと言う存在は、その神通力を失って分解してしまった。そしてスターフォトグラファーに代わって、次の時代を担っていくのは星の数ほどもある。無数の膨大な数え切れないほどの地球人類によるInstagramとかSNSの書き込みである。30年前、我々は共産主義社会主義の崩壊を目の当たりにしてびっくりしたものだが、それから四半世紀。経過してみると、かつてプロパガンダの象徴的存在であった。スターフォトグラファーズが既に地平線の彼方に落ちていったのである。

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