日常の小さくて大きな幸せ。
つい先ほど、本を読み終えた。
ハノイに来てから一人の時間が増え、本を読むペースが少し早くなった。
読んだのはこちらの本。
もう、表紙からとってもタイプ。
こちらの作者はなんとデンマークの方!
“Hygge”(ヒュッゲ)とはデンマークの言葉で、"心地の良い時間"という意味。
この本を読んで、私が求めている幸せは"ヒュッゲ"に近いものだなと気づいた。
派手な空間ではなく、日常に寄り添った素朴なシーンに現れる幸せを感じられる瞬間。
それがヒュッゲだと私は理解している。
デンマークのは文化であるヒュッゲ。
日本では"ヒュッゲ"に近い言葉がそれほど頻繁には使われていない気がするが、ヒュッゲはどこの国にいても作ることができる。
私にとってヒュッゲは、
"作る"というより"見つける"
という言葉のほうが近いかもしれない。
日常のどこに自分が幸せを感じられるかを見つけ、それを大切にすることで生み出されるヒュッゲな時間。
ここで、私がハノイ生活で感じるヒュッゲをご紹介しよう。
①出勤前のカフェ、綺麗な日差しとココナッツコーヒーの時間。
②行きつけのストリートフードのお店のお兄さんと挨拶を交わしてから、葉っぱに包まれたもち米を食べる時。
③夜寝る前、ベッドライトの横のお花たちを眺めて、お花を売ってくれた可愛いおばあちゃんを思い出す時。
私はきっと人生の中の大きな幸せよりも、日々の中の小さな幸せに支えられて生きているなあ。