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リチャード・ミラーの理論による「合唱のための歌唱法」 ④

10. 声帯原音

声帯はヒダ状の一対の筋肉であり、粘膜に覆われている。空気流が声帯を通過することにより、声帯が最初に音を生成します。この音のことを、喉頭音源(または声帯原音)と呼びます。 

空気が十分に狭い声門を通過するとき、声帯は振動を開始します。この過程で、ベルヌーイ力とよばれるものが、重要な役割を果たします。

二枚の紙を少し離して持ち、その間に息を吹き込むと、紙がくっついたり離れたりすることで、ビーーという音を出します。声帯も同じように閉じたり開いたりします。このように空気が音声になります。

・まとめ
声帯はベルヌーイ力によって振動する。

11. 声道における共鳴

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