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リチャード・ミラーの理論による「合唱のための歌唱法」②

4. 姿勢

姿勢とアッポッジョは密接に関連しています。

・アッポッジョにおける姿勢 「品良く立つ」

1 足を開き過ぎない
 くるぶしの間にこぶし一つ分の隙間を開ける。肩幅では広過ぎて、正しい骨盤の位置にならず、また、腹壁の筋肉が胸郭を下支えすることが難しくなります。

2 下腹を引き、背筋を伸ばす、軽く胸を張り、あごを軽く引く
 「身長が一番高くなる姿勢」になります。


3 吐くときに肩を動かさない、胸を落とさない。
 吐くときに肩や胸が動いてしまうと、いわゆる鎖骨呼吸になってしまい、音高が不安定になります。


【アッポッジョのための姿勢・チェックポイント】

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