お金に使われない生き方をしたい
こんにちは!
3回目のワクチン接種を終え、副反応もようやくピークを過ぎた(と思いたい)ちょろきちです。
私の倹約が報われるとき
今週ついに始まってしまった、ロシアによるウクライナ侵攻。
私も少額ですが、国連UNHCR協会へ寄附をしました。
https://www.japanforunhcr.org/campaign/ukraine
Twitterなどで、寄附の窓口はこちらとウクライナ大使館の2箇所があると知りました。
後者だと武器等の購入へ充てられる可能性も拭えないと考え、難民支援を主目的とする前者へと決めました。
こういうときに思うのが、普段からお金を切り詰めておいて良かったなあということ。
たとえば自販機の炭酸飲料を買う代わりに会社のウォーターサーバーで我慢した時の100円。
または、見切り品のスイーツを見て心が揺れたけど、元々の予定になかったからと誘惑を振り切ることができた時の200円。
楽天のお買い物マラソンで買い物カゴに一旦入れたものの、必ずしも今である必然性はないと思いとどまり購入を見送った、ワークチェアの数千円。
それらの積み重ねがあるから私はペースを落とさず貯蓄ができていて、自分が使いたいと思った時にためらわず使えるお金を、少しだけでも確保できている。
そのことが嬉しいのです。
買うお得より、買わないお得
購買行動において、人は自分の意志でお金を使っていると思っています。しかし、その大半は「お金を使わせるシステム」のなかに組み込まれているだけというのが実情です。
この世の中は「いい買い物をしたな」「私って買い物上手!」と消費者を良い気持ちにさせつつ余分なお金を払わせる手法に満ち満ちています。私も何度それに引っかかったかわかりません。
たとえばよくあるものは、3つの異なる価格の商品を用意してその中から選ばせる手法。それら3つの商品の差は、たとえばサービスならサブスクリプションの期間だったり、物品ならスペックの優劣だったりしますが、たった1つ共通しているのは売り手側はつねに真ん中の価格の商品を一番売りたいと思っているということ。当初は購買意欲がさほどなかった人も3つの選択肢を見せられると、
→一番高いのだと、予定してない買い物への一度の出費としては多すぎる
→一番安いのは、品質も劣ってそう(サブスクの場合なら、たいてい短い期間で割高に設定してあるから避けられやすい)
→真ん中の商品を買ったら一番お得かも…
という気持ちにさせられるのだそう。
これに対抗するには、日頃から「買うお得より、買わないお得」と自分に言い聞かせておくこと、衝動買いをせず最低1日は考える時間を設けることが有効です。
ふるさと納税をする理由
また、ふるさと納税がここまで盛んになった理由は、1つには最もコストパフォーマンスの高い節税の手法として定着したからだと言えますが、私はそれだけではないと考えます。
それは、本来ならば年末調整等でただただ自動的に引かれるはずだった税金の納入先を、自分の意志で決めることができるからです。
たとえば私は古生物学や恐竜に興味があるので、3年前のふるさと納税では「むかわ竜(カムイザウルス)」の産地である北海道むかわ町へ寄附をしました。
それから、去年(2021年)には初めて自分の故郷をふるさと納税の対象のひとつにしました。私はもう戻って住むことは無いかもしれないけど、自分の家族や親戚にとって住みよいまちでいてほしいからです。
ふるさと納税については、過去には過度な返礼品やあからさまな換金誘導が問題になった自治体があったり、やたらとコスパにばかり注目されがちだったりしますが、本来の目的を見失わないようにしたいなと思っています。
お金の「持ち主」でありつづけるために
「金は天下の回りもの」というように、資本主義経済の現代において、自分のお金を自分のもとへ留め置くことは容易なことではありません。
だからこそ、自分の手元にある短い間だけはそれを惜しみ、漫然と失うことがないように、できるだけ愛着と意思を持って扱っていきたいです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました!
※こちらのキャンペーンにも賛同しました