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ふらっとフーテン柴又散策(その1)

東京の中の「原風景」

都心の休日、ふらっと息抜きできる場所は、意外と多いものです。東京は小さな公園も、緑も多く、地下鉄やゆりかもめに乗れば、ベイエリアの海風にもあたることができます。
そんな中、文化庁が選んだ「重要文化的景観」に東京で唯一選ばれたのが、葛飾柴又。ちょうど先月に日本の原風景をテーマに、「寅さんサミット」やってましたが、忘れてました…

寅さんサミット2022(終わってしまった・・・)

ということで、葛飾柴又の魅力は語りつくせませんが、本日は、柴又散策への下準備とアプローチ、ここは是非!スポット、柴又を去るときの流儀!?について書いてみます。

柴又散策の下準備

寅さん曰く「旅というのはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ」ということで、テキヤの寅さんからしたら、下準備も何も、必要なさそうです。とは言え、寅さんだって、トランクに必要なものを入れて旅に出るので、最低限の準備を考えてみます。
ということで、下準備リスト。
1)「男はつらいよ」を観る。
2)お小遣い(忘れずに)
3)どこから柴又にアプローチするか考えましょう。

まず、1)「男はつらいよ」を観る。
については、1本100分前後ある50作全部を見るのは、しんどいので、2,3作観てみましょう。どうしても1本というのなら、第一作の「男はつらいよ」になるかと思います。2,3作観れそうなら、是非、ネットで何か面白ろそうなものをタイトルやマドンナから選んでみてください。(ヘビーファンなら、これを話すだけで記事が3,4本書けるでしょう笑)
2,3作観て、この時点で、映画がつまらない場合、残念ですが、葛飾柴又散策は、見送りましょう~ 
「いつか、きっと”面白さ”分かる時が来ます」笑

2)お小遣い
については、適当な金額で良いのですが、2,3時間の散策なら、寅さん記念館入館料とお土産と草団子食べて帰るくらいは最低限準備しましょう。もう、夜まで食べて帰るというのであれば、それなりに…。

どのように柴又へ行くか(アプローチするか)?

この3)のテーマは結構大切です。
柴又自体は小さな街ですが、実は助走エリアがあります。都心に住んでいたら、上野や押上から京成や地下鉄使っていけば近いじゃんというところです。さらに、上野駅も旅愁漂う、男はつらいよにとっては欠かせないスポットですが、実は寅さんが柴又に戻ってくるときには、多くの場合、江戸川の土手から、スタートするのです。しかも、そのうち数回は江戸川からアプローチする「矢切の渡し」を使っている!江戸川の向こうは千葉県です。

東京人(寅さんと東京)2020.10より抜粋

つまり、柴又へのアプローチは大きくは以下の4つ。

  1. 高砂駅→柴又駅(京成金町線)

  2. JR金町駅→京成金町駅→柴又駅

  3. JR金町→徒歩で江戸川の土手(約30分)→柴又

  4. 矢切駅(北総線)→矢切の渡し→柴又

ということで、おススメは、③JR金町駅から徒歩もしくは、時間の無い方は、②金町から電車で柴又駅に行きましょう。④矢切の渡しを使うのは上級者になりますね。なにせ、いつ運行しているか、良く分からず、当然悪天候では運休になるので、自治体HPで確認が必要です。(かく言う、私も矢切の渡しでのアプローチは未経験なのでした…)

ちなみに、フーテンなので、行く日は決めない。初めてなら、晴れた日のお昼過ぎに出かけるのが、おススメです。
ということで、実際のアプローチ、必ず行って欲しいスポットは(その2)でお伝えします~ 

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