新入社員に伝えたい とにかく手を挙げろ!
「しあわせ360°」コミュニティで主催した合同新入社員研修に参加させて頂きました。これは新入社員が少ない中小企業にお声がけをして、「しあわせ360°手帳」を活用した目標達成について考える機会を提供するものです。
新入社員と一緒に研修を受けることは私の人生を振り返る上でも良い機会でしたので、noteにも残しておこうと思います。
合同新人社員研修での学び
新人研修では次のようなプログラムを行いました。
今回一緒に参加した学びは、「とにかく手を挙げる」積極性です。新しく社会人になり、しかも違う会社の新人が集まっての研修ですから、みなさん緊張されています。それもあって、朝一番の段階では講師が問いかけてもほとんど返事はありませんでした(目ではうなずいているのでしょうが…)。そこで講師から「新人でもプロ1年目としてできることはある」と言う話しがありました。
私はすでにプロ社会人25年以上ですが、社内でも年上になるからこそ「まず手を挙げる」積極性を自分から示す必要を改めて気づきました。愚痴や文句を言う前に、まず自分から始める…まさに「7つの習慣」でいう<インサイドアウト>です。最近出来ていないことも多いと気づきました。これからシニアでもしっかりと手を挙げていきます。
自分の新入社員時代を振り返る
私は1996年に種類の製造販売会社に入社しました。
最初は「商品開発部」という花形部署に配置されました。部署としては花形でしたが、私自身はまったくのダメ社員でした。実際に8か月で商品開発部から経理部へ異動になるという、大変つらい経験をしました。
何が悪かったのか…。私はワイン担当としてワイン製造の専門家である副部長と営業で実績を上げた課長と3名で仕事をさせて頂きました。製造と営業のプロフェッショナルと仕事をする中で、自分が何で貢献できるかわからず、最後まで居場所を見つけることができませでした。当時は営業で苦労している同期の話しをうらやましく聞いていたのを覚えています。
今なら新人に求められいたのは「積極性」だったとわかります。別にアイデアでの貢献を求められていたのではなく、電話をとるところから調査などの細々な準備まで、自分から積極的に取り組む姿勢が圧倒的に足りませんでした。
今年の新入社員に伝えたいこと
残念ながら昨日まで学生をしていた新人がいきなり成果を出せません。
新人ができることは「とにかく手を挙げる」ことです。
会議で「質問がある人は?」と聞かれた、とにかく手を挙げる。毎回手を挙げる。なぜなら、質問ができるのは新人の特権だからです。
先輩が「だれか手伝ってくれる人?」と聞いたら、とにかく手を挙げる。何をやるかは、手を挙げてから聞く。
それができる人は、絶対に伸びます。
失敗した私が言うから間違いありません。
最後に告知です。
「しあわせ360°合同社員研修」は今からでも参加できます!
大阪、北海道の方はぜひ!