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松岡ふぶき
2022年12月1日 15:44
勝手にみられて知ったように好意をぶつけられたくないし、所有物にもなりたくない。寝て働き、稼ぎ遊ぶ。「私」を守り、育て、これからを生きるために生を使う。そうやって「私のために」生きている数々の女性たちがいる。彼女たちには、カタチがある。誰かの色に染まりやすいようにとぼやけていないし、人の手によって簡単に変えられるほど軽くない。そのカタチには、たしかな輪郭と重さがある。それに焦