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小学校教諭、それでいいのか?
インクルーシブ教育
合理的配慮
個に応じた指導
子ども達の可能性を信じ、子ども達の特性を理解し、どの先生も日々様々なことに配慮しながら指導を行っている。
でも、あまりにも理不尽なことを言われ、それに屈しなければいけないことだったり、不適切な行動を取り続け、好き勝手なことをやり過ぎた子に対して、手厚く支援しすぎている姿を見て、さすがに今日は?と感じることがあった。
以前から問題行動が見られていたA君。
急にピアスを付けて登校してきたり、髪の毛を金髪にしてきたり、注意されたことに対して自分を正当化する言い訳をかまして全く聞こうとしない。
完全なる反社会勢力と化しているので、当然担任外の先生から指導される場面も多々ある。
しかし、その都度反発。
この子の太刀が悪いところは保護者。
保護者も息子の言うことを真に受け、同じように学校にクレームを入れてくる。
髪の毛やピアスに関しては、校則に書いていないのに注意するなと。何が悪いんだと。
担任外の先生から指導された時には、先生の指導の仕方が悪いと。
自分の息子の行動は棚に上げ、そちらを非難。
今まではA君にも仲間がいて、A君を応援しつるんでいた子が3人いたのだが、ある出来事をきっかけにその仲間も離れていった。
それは、友達と些細なことでトラブルが起こり、それが気に入らないと言って、窓から教室のモップやゴミ箱をぶん投げたことだ。
さすがにそれを見て“やり過ぎ”と感じた友達は、その日を機会に徐々にA君から離れていった。
そのため、徐々にA君は休みがちに···
今日はいよいよ担任に、「卒業式までもう学校には行かない」と宣言したようだった。
ニュースなどで同じような事件を目にしたことがある。
要は“やり過ぎ”が招いた末路だ。
もう私からしてみると“当然”だよねと思うのだが、それでも学校に来させたい担任は、
「友達だって許してくれるよ」
「学校においで」
と声をかけていた。
その対応に私は疑問。
“本当に許してくれるか??”
“こうなる前にたくさんのチャンスがあったのに、そのチャンスを捨てたのは自分”
“自分の行動に責任を取れ”
“逃げるな”
と感じている。
まずはそれを伝え、A君がどう感じ、どう思うか。
悪かったと反省し、やり直したいとするのであれば助けるしフォローもするけれども、どうでもいいと投げ出すのであればその選択でもいいんじゃないかと私は思う。
学校に来る=正解ではないでしょう。
親もそうなって初めて手のひらを返したように担任にすがってくる。
都合良すぎだよね!
まだ小学生かもしれないが、もう6年生ならば現実にしっかりと目を向け、社会の厳しさを伝えていく必要はあると思う。
そのためにも子どもと担任の関係性は重要だ。
窮地に立たされた時、なんでもかんでも受容し、温かい言葉をかけてあげることだけが指導ではない。
現実の厳しさを伝え、それに立ち向かっていく強さ、自分の行動に責任を取ることの大切さも合わせて指導していくべきだと感じた。
今の小学校教諭の立場は微妙だ。
たくさんの理不尽なクレーム、要望に応えていかなければならない時代になったと感じる。
でも、本当にそれでいいのか小学校教諭!?
言わなければならないこと、伝えなければいけないことは伝えていこうよ!!
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