令和版桃太郎のスペックが低すぎた件 第2話
〇騎士のアパートの敷地内(夜)
薫子にナイフで胸を刺された騎士。
騎士「な…」
薫子、ナイフを抜き取る。
騎士、血がにじみ出てきた場所を手で押さえながら苦しそうに倒れこむ。
騎士「お前が…犯人…」
薫子「まさか。すぐ治る」
騎士「…?」
薫子「急所は外してるし、万が一再生しない場合は一億でも二億でも保証はする」
騎士「二億?」
それは悪くないな、という考えが一瞬よぎるも騎士、顔をぶんぶん横に振って、
騎士「ふざけんな。早く救急車を…じゃないと死ぬ…苦し…」
と言いながら苦しく